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化け猫亭-15 ブログトップ

猫田組-01 [化け猫亭-15]

「猫田組長、今日は子分が多いですね。」
「まあ、必要ないと思いますが念の為ガード担当の武闘派を連れて来ました、目障りにならぬ様言い聞かせて有りますのでお許し下さい。」
「組長に何か有ったら身を挺してお守りするのだな。」
「ここにいる全員を守ってくれますよ、彼らにとっては趣味の範囲で、防弾チョッキなどを身に着け銃刀法に違反しない程度の武器を所持しています。」
「今日の企画はそんなに危ないのか?」
「全然安全なのですが、念の為なのと、こういうパフォーマンスをやりたい連中を楽しませる為です、完全に恰好だけの輩も混じっていますのでコスプレだと思って下さい。」
「確かに…、あの女の子はエロ恰好良いな…。」
「組長、モニターの準備が出来ました。」
「ご苦労様、では始めましょう。
本日は猫田組の影、山猫組の披露となります、これまでもこれからも表には出さず活動費も猫田組ではなく個人的に出して行きますが、化け猫組の皆さんには、その存在と活動を知っておいて頂きたいと今日のイベントを企画しました。
山猫組組長はその正体を知られたくないという事でこの場におりません、こちらの映像を見ながら音声のみの登場という事をお許し願います。
服部、準備は出来てる?」
『勿論です。』
「では、お願いね。」
『はい、組長。
皆さん音声のみで失礼します。
まずはモニターをご覧ください。
化け猫亭近くに写っているのは、週刊誌関係の人物です、全く普通の人にしか見えませんが普通では考えられない回数と時間、監視カメラに写っていましたので個人情報を探らせています。
盗撮目的だと確認が取れていますが、それ以上はまだ不明です。
同様なのが、今、映像が切り替わりましたこの人物と、それから…、この人物です。
所属が探り辛く、情報を掴んだらどこに売るのか等は、まだ分かっていません。
そして…、こちらの彼等は指定暴力団がらみだと判明しています。
猫田組で組を抜けた人を受け入れている関係から探りを入れている様です。
全体では大きな組織ですが、彼等は末端のチンピラです。
一応、何か有りましたら猫田組武闘派クラブが皆さんをお守りします、ただ、大した連中では無いと調査済みですのでご安心下さい。
今日のミッションは、盗撮目的の人物側から、チンピラに向けて殺傷能力のない物を、音のしない発射装置を使って飛ばします。
まずはモニター左側の人物近くを通る者達がアタックを始めます。
モニターの右側が先程ご紹介したチンピラです。
では今から、チンピラを挑発して行きます。』
「あっ、動き始めたな。」
「猫田組長、今飛ばされたの何ですか?」
「小さな氷の粒です、今は当たっても痛くない様な速度で発射されていますが、少しずつ強くして行きます。」
「だからチンピラも落ち着いているのか…。」
「飛んで来た方向を見ていますね。」
「人を確認したみたいだな…、あっ手元までは見えないから…、怒って駆け寄って…、喧嘩になりました…。」
「まさにチンピラの喧嘩だな。」
「大丈夫なのか…?」
『ヒットマン達はすでに現場から離れていまして、そのまま地下鉄で帰宅します。』

「あっ、警官が来ました。」
「これでお仕舞ですかな?」
「今日はこれで充分でしょう、服部、お疲れさま。」
『はい、こんな形で継続して行けば奴らも、そして私達も楽しめるでしょう。』
「なんか子どものいたずらレベルだったが…。」
『山猫組は猫田組長のいたずら実行部隊でも有るのです。
今日挑発した連中が今後どんな行動を取るのか、そして張り付いてる盗撮狙いの人達がどう動くのかを見ながら、猫田組長と次のいたずらを考えて行きます。』
「しかし、法的に微妙では無いのか?」
「誰かがドジを踏めば首謀者の責任、服部も私も腹を括っていますよ。」
「はは、対象者が余程発狂して人に大きな危害を加えない限り問題ないのだろ。」
「ええ、可愛い子分にくさい飯を食わせたくは無いです、ただ、その可能性も受け入れた連中が山猫組、私もくさい飯を食う覚悟で、いたずらを考えています。」
「違法と判断された場合の事まで考えているのだよな?」
「はい、せいぜい不起訴になるレベルで企んでいます。
ですが、何かしらのアクシデントが無いとは限りません。
最悪の場合は、高い塀で囲まれた施設内で暮らす事になりますが、看守の目を盗みながら新たな人脈を築くというのも楽しそうでは有りませんか。」
「組長が塀の中にいる間、組員達はどうするんだ?」
「そういう時こそ、誰がどう動くか見えるのですよ。」
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猫田組-02 [化け猫亭-15]

「本間くん、山猫組は随分活躍しているみたいだがその組員の事は知っているのか?」
「いえ、構成員の事までは、組員同士でさえ所属グループ以外の顔や本名を知らないと聞いています、服部組長の本名、顔、年齢、性別、一切明らかにされていません、声も変えていますが、それもお遊びです、化け猫組の皆さんも秘密を守ってやって下さい。」
「ああ、心得ている、テレビ番組のドッキリは不快に感じるものも少なくないが、彼らは化け猫亭を見張ってる奴等に対して仕掛けているのだからな。
藤沢組と共同で、監視エリア内の空き巣や自転車泥棒、万引き犯検挙に協力してくれてるとも聞くし。」
「犯罪者が暮らしにくい街を目指していますからね、薬物常習犯も何人か追跡しています。
表向きはあくまでも防犯カメラに写った映像をたまたま見て気付いたという事にして有りますが、監視カメラで禁止薬物の入手ルートを警察が掴む手伝いをしている、なんて事は、高川組長としか話せません。」
「これだけ防犯カメラの数が増え、犯人逮捕にも繋がっているのだから公になっても問題ないと思わないか?」
「それでも、監視カメラに抵抗を感じる人はいると思います、違法行為をしていなくても。
もちろん、今後監視システムの有効性が実証されれば、少しずつ変わって行くと思います。
薬物中毒による凶悪な犯罪を減らせそうですから。」
「だが、犯罪者サイドが組織化され、情報交換がなされていたら、このエリアの監視システムに気付くかもしれない、指定暴力団関係はどうだろう?」
「奴等は化け猫亭しか見ていません、加奈お嬢さまや猫田組長を追ってる連中も普通の防犯カメラぐらいの認識ですよ。」
「う~ん、問題は、いたずらに対する反応か…。」
「奴らは末端のチンピラですからね、最近はCAT'S TAILで時間を潰す事が多くなり、盗聴されてるとも知らずに、いたずらに対する感想を述べ合って、猫田組長を喜ばせています。
彼らは、すでに本来の使命を忘れかけていますよ。」
「その感想は聞きたいものだな。」
「車に乗って見張ってると不気味な声が聞えて来るそうです、それが怖くてここでの監視をやめたいが、やめたいなんて怖くて言えないとか。
ばれたらドッキリ企画でしたと済ます予定ですが、簡単にはばれないシステムです。」
「山猫組には大学の工学部生とかが参加していそうだもんな、いたずらを通して実験をしているのだと思うが、盗撮関連はどう?」
「街角の怪しげな人物特集をネット配信で始めました、念の為アメリカ在住の山猫組組員が向こうでアップしています。
盗撮を試みている映像に少しだけモザイクを掛けていますが、本人を知る人には簡単に分かりそうなレベルで。」
「反響は?」
「山猫組が情報を拡散していますので、まもなく再生回数百万回を超えます。
盗撮してる人を盗撮してみた、とのコピーで釣りながら、いかに不自然な行動を取っていたのか解説しています。
それを受けて、盗撮しようとしている人を見つけた、との画像付きSNS投稿が始まりました。
自分が有名になりつつ有る事を知らずに同じ場所同じ格好で立ってる人を盗撮した人が、我々の動画を紹介しながらです、プライバシー無視の投稿ですが、加奈お嬢さまか藤井聡太くんを狙っているのか知らないが、いけ好かない奴、別の目的が有るかも知れないから見かけたらスカートの女性は近寄らないで、とのメッセージ付きです。」
「対象者は気付いてないのか?」
「まだの様ですね、今も四人が真面目に見張っていますが、SNS上では人物の特定も進んでいまして。」
「それって、関係の無い人に迷惑が掛かったりしないのか?」
「可能性は有りますが低いと思いますし、有っても結局同類の人じゃないですか。」
「はは、心は痛まないという事か。」
「人のプライベートを撮影して生活している人が自分のプライバシーを晒されて、どう動くのか見たいですね。」
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猫田組-03 [化け猫亭-15]

「おう、佐藤、どうした?」
「まあ、これをご覧ください…。」

「…、分かった。」
「あの件は少し苦労しましたが…。」
「で、片付いたのか?」
「ええ、奴は勝川橋近くの川底で安らかに…。」
「ご苦労だったな、成功を確認したら報酬はいつも通り…。」
「有難う御座います。」
「山田さん佐藤さんと、何をこそこそしてるのです?」
「はは、佳代ちゃんは今日も綺麗だね。」
「あっ、何か隠し事をしてますね、山田さんは根が正直だから…、浮気ですか?」
「ま、まさか…。」
「あんな素敵な奥様を悲しませたらだめですよ。」
「はは、大丈夫だから暫く一人にしてくれないか、会社で少しトラブルが有ってね、落ち着いて考えたいのだよ。」
「分かりました、他のスタッフにも伝えておきます、人恋しくなったら呼んで下さい。」
「ああ、何時も気遣い有難うな。」

(筆談)
『盗聴器はどうします。』
『場所は特定できたのか。』
『たぶん…、上着を貸して頂けますか。』
『上着をどうするか口にした方が良いのかな。』
『いえ、かえって怪しまれます、トイレのBGM音量を上げてそこで確認します。
脱いで下さったら麗華さんが運んでくれます』

「山田さん、上着お預かりしましょうか?」
「うん、頼むよ。」

「山田さん、盗聴器が見つかりました、一個だけの様です、ここから電波は出ていません。
盗聴している奴にはしばらくBGMを聴いていて貰います。」
「そうか、何時仕掛けられたのかな…。」
「どの程度の偽情報を流せるかなのですが…。」
「シナリオは麗華さんも考えてくれてるの?」
「はい、メインは山田さんが私と浮気で如何です?」
「それは光栄だね、妻に連絡しておかないとな。」
「私からも連絡を入れて打ち合わせをしておきます。」
「出来れば山田さんの会社や家に他の盗聴器が仕掛けられていないか確認しておきたいのですが。」
「必要だな、お願いするよ、費用は私に請求してくれ。」
「では、藤沢組に依頼をしておきます、調査が終了するまでは、どこかに盗聴器があるという前提でお願いします。
実際に盗聴器が発見されましたので、化け猫組組員の会社や自宅調査を早める様に進言しておきます。」
「そうだな、しばらくは盗聴されながらか…、盗聴器のバッテリーはどれぐらい持つのだろう?」
「化け猫亭に来て盗聴器関連の機材が反応しなくなれば大丈夫でしょうが、邪魔になったら偶然発見した事にして終了しても良いのでは無いですか。」
「うちの会社関連なのか猫田組関連かターゲットが分からない、後、何人か川に沈めるかな…。」
「やりすぎるとバレます、それより株価が大幅上昇する様なネタを流すのは如何です?」
「我が社の株を大量に買った奴が犯人の関係者か、麗華さん、私も色々なシナリオを考えてみるよ。」
「山田さん、店で今回の件に関わるのは自分と佳代さん麗華さんの三名のみ、盗聴の事実を知るのは他にマスターだけです。」
「分かった、うちもまずは妻だけにするよ、で、佐藤くん、盗聴器は使い捨てなのだろうか?」
「はい、いずれ盗聴器の存在がこちらに分かる事を想定していると思います。」
「情報収集の後、脅しとか牽制効果を狙っているのか…。」
「これから化け猫亭で見つかる盗聴器が増えるのならターゲットは猫田組、そうでなければ山田さんは今まで以上に気を付ける必要が有ります。」
「ああ、取りあえず偽情報が上手く流れる様に頑張ってみるよ。」

「山田さん、上着どうぞ。」
「ああ有難う、なあ麗華、次の土日辺り温泉旅行とかどうだ?」
「わ~、嬉しい、でも奥さんは大丈夫ですか?」
「問題ない、趣味の仲間達と色々有るそうだよ、それより佳代ちゃんが少し疑ってるから気を付けてな。」
「はい、でも、旅館の予約は?」
「はは、もう予約済でな、下呂温泉の…。」
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猫田組-04 [化け猫亭-15]

「山田さん、先日の一件、色々見えて来たそうですね。」
「ああ、佐藤、協力有難うな、楽しかったよ。
何のニュースもない我が社の株式を頑張って買い漁った人物は特定され、一応盗聴からの顛末を添えて関係機関に報告した。
麗華さん達との温泉旅行を盗撮して、妻にばらされたく無かったらと接触して来た奴は、間もなく逮捕だ。」
「週刊誌のひどい記事には、がつんと行くのですか?」
「名前まで出されては行くしかないだろ、名誉棄損だけでは済まないね、盗聴に気付いてから、すべての記録が有るから勝てるだろう。
更に、盗聴の実態を先方の出版社や記者名を公表しながら本にして稼ごうと思う。
株や浮気の話も盛り込み『盗聴されて』なんてタイトルでどうだ?」
「良いですね、盗聴器は偶然見つかった事にしておくのですか?」
「勿論さ、化け猫亭の防犯システムは極秘事項だからな。
ただ藤沢組で立ち上げた会社の宣伝はさせて貰うよ、見つけてから相談した会社という形でね。」
「盗聴器を仕掛けられたタイミングは分かりましたか?」
「思い返せば随分馴れ馴れしい女と遭遇していたんだ。
その後、化け猫亭入店まで大した話は誰ともしていなかったから情報漏洩はない、入店して直ぐに君から教えられ…、まあ後は面白かったよ、如何にフェイク情報を流すかね。」
「でも、彼女は結局、何の裏付けを取る事も無く記事にしてしまったのですよね。」
「乱暴な話だが余程ネタに困っていたのだろう、三流だからで許されると思っていたのか、何かしらのプレッシャーを受けていたのかもな。」
「偽情報に踊らされてた彼女が哀れな気もします。」
「懲役とまでは行かないのだろ?」
「う~ん、情報を他に流した事によって逮捕者が出る訳で、まあ、前科が無ければ執行猶予じゃないですか。」
「そうなったら、猫田組で面倒を見る可能性も有るのかな?」
「彼女次第です、藤井達は誰でも受け入れるというスタンス、再教育して迎え入れるかも知れません、まあ、本人が希望するとは思えませんが。」

「山田さん佐藤さん、何をこそこそ話しているのです?」
「こそこそなんてしていないよ、麗華さん、この前は協力してくれて有難うね。」
「何か不満な事でも? 麗華さん。」
「もう直ぐ佐藤さんの研修が終わってしまうのですよね、加藤くんとは全然違ってスタッフ全員に気配りをしてくれて、ずっと化け猫組組員として化け猫亭にいて欲しかったのに…。」
「麗華さん有難う、でも、これからはこのエリアをもっとお洒落な街にすべく動いて行くんだ、今は商業的に中途半端だけど、行政とは別視点でこのエリアのデザインを考えているんだ。」
「へ~、どんなデザインを考えているのですか?」
「地下鉄東山線沿いを一つの商店街に出来たら面白いと思わないか?」
「う~ん、今でも商店は有りますが…、佐藤さんは大規模な商店街を描いて見えるのですか?」
「ああ、名駅や栄だけに人を集中させない都市作り、人の流れを変えて行きたいと考えている。
まずは直ぐ近くにお洒落なイタリアンの店をオープンさせるから、山田さんとのデートに使ってね。」
「あれはただのお芝居ですよ~、私は佐藤さんとデートしたいな。」
「ホントに?」
「ホントです。」
「おいおい、化け猫亭のスタッフは店内でのいちゃいちゃ、禁止だろ。」
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猫田組-05 [化け猫亭-15]

「本間さん、お久しぶり。」
「お久しぶりです、桜さん、今日の衣装はシックでとてもお似合いですよ。」
「有難う、黒猫組の方は如何?」
「色々揉めながらも、何とか当初予定していた業務を猫田組から引き継いだ所です。」
「藤井五級組長と顔を合わせる機会が有っても、少ししかお話し出来なく…、黒猫組の事は気になっているのですが…。」
「藤井は頑張っています、立場が人を成長させるのでしょうか、日々成長してると実感しています、自分も負けていられないですね。」
「若頭としてのご活躍は色々耳に入ってましてよ。」
「はは、鹿沢桜社長には遠く及ばないレベルです。」
「ふふ、短期間で追い抜くつもりなのでしょ?」
「まあ、鹿沢社長の所は拡大より安定を重視してみえますからね、学生組織の拡大は時間を掛けるべきです。」
「ええ、それでも地元では佐藤さんが大きな構想を表明、化け猫亭のマスターとも後押ししようと話していまして、黒猫組の次は三毛猫組になりそうです。」
「佐藤も頑張っていますね、新店舗だけでなく、個人経営の店を取り込んでグループ化し相乗効果を上げると言ってましたが。」
「はい、動き始めました、業種関係なくエリアの活性化を提案し始めています、本間さんの方は如何です?」
「そうですね、大きなテーマとしては、加奈お嬢さまの活動と化け猫クラブや猫田組の関係を整理したいと思います、化け猫組の皆さんも同意見です。
加奈お嬢さまをシンボルに、より多くの人を仲間にして行こうと藤井と相談しています。」
「ふふ、藤井くんとは仲が良いのね。」
「まあ、友達以上ですね。」
「あの~。」
「どうしました?」
「ねっ、ねえ…、彼って…、年上の女性はだめなのかな…?」
「えっ、もしかして狙っているのですか…、彼をおもちゃにするのなら許せませんが、彼にとってプラスになる事を考えてくれるのなら…、あいつ恋愛経験乏しそうだから傷つけないで下さいよ。」
「本間さん的にはだめじゃないのね?」
「桜さんが真面目に考えているのなら、変な女に引っ掛かるより…、甘えられる姉的存在はいても悪くないと思います、もし、悩みとか話したら自分にも教えて下さい。」
「良いなあ、優しいお兄さんなんだ。」
「自分だけではないです、黒猫組の幹部は藤井組長を色々な意味で守って行きたいと考えています。
俺達で盛り立てて、俺達で守って行く、そういう存在なのです、桜さんが中途半端な気持ちで組長に近付くので有れば許しません。」
「そ、そういう感じなんだ…、恋愛感情有りで、彼の事をもっと知りたいと思っているのは本心なのだけど…。」
「何かきっかけが有ったのですか?」
「弟にしたいナンバーワンと思って見てる内に気持ちが…、御免なさい、本間さんになら相談しても良いのかなと思ってしまって…。」
「桜さんに、そういう一面が有ったというのは意外でした。」
「本当に御免なさい、自分でもどうして良いのか分からなくて…。」
「何人もの男性から告白されて来たのでは無いのですか?」
「軽い男に応えていたら自分も軽くなってしまうでしょ、芯の有る人から告白された事は無いのです。」
「分かりました、藤井組長との席をセッティングさせて頂きます。
仕事がらみの方が話し易ければそうしますし、仕事を離れてという事なら適当な理由を作って調整します。」
「有難う御座います、仕事の相談もしたいので…、でも…、本間さんがあっさり受けて下さって嬉しいです。」
「藤井は自分達が背伸びさせてる部分が有ります、桜さんなら年上の女性として、姉、母、恋人、どのポジションになっても安心そうですので。」
「う~ん、母にだけはなりたくない様な…、でも母性本能をくすぐられるのよね。」
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猫田組-06 [化け猫亭-15]

「本間、君の所の組長はいつの間にか桜さんと親しくなった様だが、君の目から見て二人はどうなんだ?」
「良いんじゃないですか、桜さんは恋人として見て欲しいのに姉弟としか見て貰えないと嘆いていますが、意外なぐらい真面目に、その…、遊びではなく真剣みたいです。
藤井は組の立ち上げも有り、しばらく緊張の連続だったのが、桜さんとの時間を持つ様になって、少し、いえ、かなり落ち着いたと思います。」
「桜さんは絶対年上志向だと思っていたのだがな。」
「ご本人も戸惑ったみたいですよ、弟にしたいナンバーワンとして見ている内に藤井の大きな可能性に気付き、色々な感情が渦巻いたそうで、自分は素直に告白したら、と、後押ししました。」
「へ~、そうだったのか…、でも良いのか秘密の話を気軽にして。」
「秘密も何も、ご本人が結構話しています、皆知ってますよ、恋する乙女はその恋心を人に聞いて貰いたいのではないでしょうか。
自分は藤井の話も聞いてますので、ただ見守るだけです。」
「そうか…、で、そういう君はどうなんだ?」
「今の所、独占欲の強い人はNGだと表明しています、学生時代に窮屈な思いをしましたので。」
「今は特定の人と付き合ってる訳ではないのか?」
「はい、言い寄ってくる女性達を見極めている段階です…、麗華さんが佐藤の心を射止めた事で、自分に対する圧が少々…。」
「大変そうだな。」
「社会的ルールが有りますからね、一夫多妻を法的に認めてくれたら平和になるのに。」
「はは、そうなったら結婚出来ない男が増えてしまいそうだな。」
「そうでしょうか、結婚出来る女性が増えるだけだと思いませんか?」
「う~ん…。」
「夫との距離をおける事で離婚が減るかも知れませんし、大家族のメリットが有ると思うのです、まあ独占欲の強い人には無理でしょうが。」
「だろうな…、藤井くんともそんな話を?」
「彼等は真面目に結婚を考えていまして、それを対外的パフォーマンスとして活かせないかと相談されています。
黒猫組の事がマスコミに取り上げられる様になって来ましたので、二人の事が変な形で広まる前に婚約発表ぐらいはして欲しいです。」
「もう、そこまで進展しているのか…、焦るのもどうかと思うが。」
「桜さんは、藤井を若い内から束縛したくないそうで、子どもを授かったら形式上離婚してシングルマザーでも良いぐらいに考えています、でも藤井は責任感が強いです、早く結婚して堂々と同居したいと話しています。」
「そうか…、それなら組長の婚儀…、組織内の慶事として早く発表したいものだな。」
「そうですね、婚約発表か結婚発表をさせて披露宴の準備に入る方向で行きましょうか。」
「三毛猫組の誕生ともタイミングを合わせたいな。」
「はい、まずは猫田組長と相談してみます。」
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猫田組-07 [化け猫亭-15]

「彼ってピュアなのよ、真っ直ぐな気持ちで猫田組に入って来たでしょ。
組長になっても真っ直ぐなままだから、眩しくてね。」
「私の可愛い弟分を桜さんにかっさらわれた気分です。」
「でも、小夜には藤沢さんがいるのだから…。」
「加奈、それとこれとは別なのよ、私のお気に入りに嫌な思いをさせたら、桜さんでも許しません。」
「そうね、その気持ちは分かる、ふふ、本間さん達も若い組長を大切にしている、藤井くんの魅力なのかしら、桜さんは彼を守ってあげたいのですか?」
「彼を守って行きたいのと、彼に守られていたいのと、今はバランスが取れてる気がする、甘え過ぎない様に気を付けているわ。」
「松尾さんは私にもっと甘えて欲しそう、小夜はどうなの?」
「う~ん、あまり考えてなかった…、改めて考えてみると…、私のすべてを許してくれてるのかな…。
それで、結婚のスケジュールは決まったの?」
「桜さんは、すぐにも入籍なのでしょ、私達はもう直ぐ婚約発表、小夜は?」
「二人と被らない様にするつもり。
彼とはブライダル関連の事業展開を考えているの、新規で立ち上げるか、どこかを買収するかは未定だけどね、桜さんの入籍には間に合わなくても、それ以降はよろしくね。」
「他との差別化は?」
「申し込んで下さった方はブライダルだけでなく、ライフプランの提案に始まって、離婚相談、再婚相談まで。
猫桜会の一員として積立保険に入って貰い、何か有ったらサポートさせて頂くの。」
「問題が生じたらカウンセリングとかも?」
「ええ。」
「桜さんみたく舞い上がってる人は、離婚相談付きを嫌がらないかしら?」
「そうかな、離婚しない為のアドバイスは売りになると考えているのだけど、恋に狂ってる桜さんにも冷静になって彼と向き合う時間を作るとかね。」
「ちょっと~、私は至って冷静よ、勢いで結婚して子を儲けてから形式上は離婚でも構わないと思ってるし。
相談したシングルマザー達も応援してくれてるのよ、むしろ始めからそれを想定しておけば離婚時に余計なエネルギーを使わずに済むかもと。
勿論、私が彼を守り続ける事が出来れば一番だけど、先の事は分からないでしょ。」
「離婚を否定しない結婚か…。」
「彼には、家庭を負担に感じて欲しくないのよ、本当なら遊びたい盛りの歳頃なのに二百人の組員を抱えている訳でしょ、だから何時でも離婚してあげるから結婚してって言ったの。」
「それで、彼は?」
「俺みたいな未熟者に愛想が尽きたら離婚で構わない、でも今は結婚して一緒に暮らそうって。」
「わ~、藤井くんらしいですね。」
「でも、いざ彼が浮気したら、桜さんは冷静でいられるかしら、大好きなのでしょ?
彼に浮気された経験は有るの?」
「うっ、で、でも子ども達の為に…、彼は養子を迎える事を考えていて、その責任を二人で背負って行こうって、子どもは実子と養子合わせて二桁を考えているから、正直言って簡単には離婚出来ないの。」
「藤井はそういう奴だから組長にしたのよ…。」
「小夜、その少し悔しそうな顔は?」
「加奈、大切な弟がどこの馬の骨か分からない女に恋してるって微妙じゃない?」
「えっ?」
「はいはい、どうせ私は素性の知れない女です、小夜お姉さま、弟さんを私に下さいね。」
「真面目な話、本当に藤井を大切にして下さい、私達は真っ直ぐなまま組長として大きくなって欲しいと考えています。
それでもまだ若いですので…、桜さんを傷つける事をするかも知れません、弟に否の有る時は私も責任を負います、よろしくお願いします。」
「小夜…。」
「猫田組直下で組長を名乗らせるのは私が義兄弟と認めた者だけです。」
「分かってるわよ、でも、その前に私達は義兄弟というか義理の姉妹みたいなものでしょ。」
「あっ、そうね…。」
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猫田組-08 [化け猫亭-15]

「みんなは、猫桜会という名称に抵抗は無いのかな?」
「高川組長、すでに架空の猫桜をテーマに絵を描いたりお話を作ったり、優秀作を決めたら、それをベースに世界感を広げて行きます、直ぐに広がりますよ。」
「麗華さんは気に入ってるの?」
「猫桜会三毛猫組ってなんだか可愛いじゃないですか。」
「可愛過ぎると思うのだが。」
「女性や子ども達が怖くなる様な名称ではだめです、猫桜会のメンバーには子どももいるのですから。」
「そうだな、まあ組織がまとまり、整理されて行くのなら良いか。」
「猫桜会の会長を加奈お嬢さまにしたのは…、高川組長、私は猫田組長がなられるのかと思っていました。」
「女神さまをトップに、猫田組長以下が頑張って日本を変えて行くという構図が一番良いんだ。
加奈お嬢さまは全体を見守るのが役目、彼女はトップで有りシンボル、実務は猫田組長の下、藤井組長、松尾組長、藤沢組長、佐藤組長や傘下の会社の社長達が担って行く、勿論化け猫組もね。
社会福祉法人も猫桜会に名称変更だからな。」
「化け猫クラブは化け猫組に吸収されるのですか?」
「ああ、化け猫クラブが目指した過疎エリアの再開発は、とっくに一人歩きしてるからね。
似た様なメンバーで二つの組織を維持する必要はないのさ」
「シングルマザーを中心に白猫組とする、組織改変の動きも有るのですよね?」
「うん、ただ組長を誰にするかがな、他の組長が優秀過ぎるから…。」
「加奈お嬢さまではだめなのですか?」
「彼女はテレビの仕事も増えているだろ、シンボルとして広報に力を入れて欲しいんだ。
それで、桜さんを推しているのだが、入籍したばかり、幸せ一杯な自分で良いのかと。
白猫組結成を目指している連中は、全く気にしてないのだけどな。」
「黒猫組との関係はどうなのです?」
「黒猫組の支援が嬉しくての白猫組、と聞いている。
黒猫組と白猫組がいちゃいちゃするというイメージじゃないのかな。
自分達でしっかりやってるが、黒猫組とは互いに補い合ってる部分が有るのだよ。
今のままでも構わないが、白猫組として猫桜会猫田組の傘下とすれば組織として分かり易くなる、組織として弱い部分も強化出来ると考えての事なんだ。
ただ、部族長や寮長を組長にというのは、お願いしづらい。」
「支部が増えて大変ですものね。」
「だろ、だから何とか桜さんを説得するつもりなんだ、今の猫桜会として、一番良い形だと思うからな。」
「そうですね、白猫組として落ち着いて貰えたら人材の確保がスムーズになり、三毛猫組も動き易くなると思います。」
「ああ、猫田組傘下の組は互いに協力し合って事業展開を進めている、システム的にも白猫組として統合されれば効率は更に良くなると考えているんだ。
部族と組員という二つの名称は有るが、どちらにしても同族意識が高まれば全体のモチベーションが上がるだろ。」
「単なる名称の変更では無いのですね。」
「名称は結構重要、トップが女神さまであらせられる、加奈お嬢さまという事もな。」
「あっ、白猫組になっても一番上は変わらない、皆さんは安心して組織改編を受け入れられるのですね。」
「白猫組の組長が桜さんなら、更に安心だろ。」
「はい。」
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猫田組-09 [化け猫亭-15]

「中村さん、白猫組の組長、お引き受けする事にしましたが、ほんとに私で良いと思いますか?」
「はは、冷静に考えたら桜さんしかいないだろう。」
「そうでしょうか、人生で一番幸せな時を過ごしている私に、組員から反発が有ると思いません?」
「はは、逆に、自分の様に幸せを掴みなさいと指導すれば良いんじゃないのか。」
「う~ん、そうですね…、考えてみます。」
「これで猫桜会の組織が良い形になって来た、加奈お嬢さまと猫田組長のツートップを優秀な組長達が支える、CAT'S TAILを運営する学生組織も猫桜会に組み込むのだろ?」
「はい、白猫組の下部組織とし、ボスは黒猫組の幹部が兼任して下さる事になっています。」
「そう言えば、組織の再構築に伴って藤沢組は名称変更を考えているそうだが、もう決まったのかな?」
「ええ、猫又組だそうです、そして松尾組は猫桜会の本部、猫田組に吸収されます。」
「それは私も聞いている、資本面も整理されて猫田組は持ち株会社となって行くのだよな…、なあ、桜さん、組織が大きくなって、問題は起きて無いのか?」
「色々起きてます、特に黒猫組は問題が起きる事を前提とした組織ですので。」
「藤井組長はそれをまとめあげているのかな?」
「はい、大きめの問題は本間さんと相談してビシッと決めています、組長が出るまでも無い案件は、現場リーダー達が処理しています。
今後、組員が大きな問題行動を起こしたら、もう一度、高い塀に囲まれた施設で規則正しい生活を送って頂く事も有るでしょうが、出所後の面倒を見るという方針は変わっていません。」
「その方針を貫くのは大変だろうが、再犯率を下げるのが一つの目標だからな。」
「現時点で浮かび上がってる人は大した事の出来る人では無いと聞いています、心配なのは、カッとなり易い人です、組長から遠ざけているとは言え…。」
「難しいのか?」
「はい、一応、カウンセリングや食を含めた生活改善を試みているそうですが、一年間大人しくしていた人が何らかのきっかけで、という事も考えられます。
カッとなって傷害事件を犯し、出所後組員になった人は、生い立ちを含め分析をしていますが、単純ではないです。」
「精神科の領域なのかな…。」
「そうとも言い切れなくて、暴力的な人は本能に忠実なだけ、現代社会のルールでは許されないのですが、昔の社会ならリーダーになっていたかも知れません。」
「その議論はした事が有る、草食系男子が増えて…、難しいよな、揉め事は減ったが社会の活力も落ちそうで。
活気溢れる黒猫組はどうなのかな?」
「今の所は本間さんの指導で出所者達もまとまっていますが、組織が拡大して行くと不安は有ります。
一応、要注意人物の監視は藤沢組改め猫又組を中心に、白猫組やCAT'S TAIL STAFF、山猫組にも協力して貰いながらと考えていますが、黒猫組は刑務所から出て来た人を積極的に受け入れていますでしょ…。」
「より多く受け入れる為に事業展開を活発に、そんな気持ちを分かってくれていれば良いのだがな。」
「組員全員を教育し直す、最悪の場合でも、組員の不始末をフォロー出来る体制を黒猫組で構築して行くと、事有る毎に組長から発信しています。
やらかしてしまったら無駄に逃げず、正直に申し出る様にとも。」
「大変だな、でも、今の所は大丈夫なんだろ。」
「そうですね、不満を抱かせない様に、真面目に働けば、それに見合う給料を保障しています。」
「組員が増えても維持できるのか?」
「幹部組員は商才が有って結構稼いでいますので余裕が有ります、正直、組長の妻として動こうと思っていましたが、その必要は有りませんでした、下請け業務の利益率は標準的ですが、黒猫組幹部が進めている事業は利益率が高くて効率が良いのです。
幹部達が利用している運転手付の高級車はその結果で有り、組員達に夢を見させていますが、普通に優良企業なのですよ。」
「普通ね…。」
「まあ、猫桜会猫田組直系黒猫組の一員で有る事を誇りに感じている組員は少なくないです、運転手達が待ち時間に警護の訓練をしていたり、暴力団の弱体化を画策している連中がいたりとか。
組員達がストレスを溜め込まない様に考えているのですよ、私の旦那さまは。」
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猫田組-10 [化け猫亭-15]

「桜さん、ついにチューリップ組誕生なんだね。」
「高川組長はご不満なのですか?」
「なんかな、猫田組はやくざの組織を模してる部分が有るだろ、白猫組の下部組織は、幼稚園のクラスみたいじゃないか。」
「実際、猫桜会チューリップ組は保育関係をまとめたものですから。」
「で、チューリップ組の活動は?」
「保育関連の施設が増えましたので、全体を統括し調整して行きます。
人の配置に無駄や無理が出ない様、今まで以上に、そうですね、京都支部で働いてる人が希望すれば実家の有る広島支部へ転属という事も視野に入れています。」
「広島にもチューリップ組の事務所を置くのか?」
「いえ、広島はまだ猫桜会猫田組の広島事務所という形で黒猫組と白猫組が運営しています。
男性の多い黒猫組と女性メインの白猫組で、地方事務所もバランスが取れているのですよ。」
「しかし、地方事務所までしっかり目が届くのか心配だな。」
「それは否定出来ません、まだ出所者組員のいる事務所は少ないですが、受け入れて行きたいと考えている人は地方にも多いので。
一応、黒猫白猫が協力しつつも互いに悪い方向へ行かない様に牽制し合うという構図を描いてはいます、事務所の長は猫又組の組員がネット上で務めていますし。」
「所属が違う事のメリットとデメリットはどうなんだ?」
「目の前で起こった出来事をそれぞれの上司に報告する事で、広島事務所担当は色々な角度から検討できます、彼らの上司は全員名古屋に居る訳ですが、問題が有ればすぐに情報を共有し解決策を検討出来ます。
チューリップ組組員の不満をチューリップ組の担当者が聞き、不満の解決に白猫組の力が必要ならこちらで調整します。
勿論、効率は悪いと思いますが優秀では無い人も受け入れるというのが猫桜会の姿勢です。」
「どんな人にも生き甲斐を、だったな、藤井組長は何時も真っ直ぐな目で話す、先日のテレビ出演は良かったよ。」
「ですよね、もう恰好良すぎて、ビデオを繰り返し見てしまいました。」
「毎日、ご本人を見てるのだろ?」
「妻として、夫の晴れ姿は嬉しいのですよ。」
「君も出てたよな、何時もより表情が緩んでいたが。」
「今が人生で一番幸せな時ですもの、白猫組のシングルマザー達も、子どもが出来るまでは夫が一番だったと話してました。」
「う~ん、そこから、離婚する人としない人に分かれるという事か…。」
「みたいですね、私は捨てられない様に頑張るだけです。」
「そんな感じなのか、そろそろ彼の欠点とか見えて来る頃だろ。」
「ふふ、直すべき所は些細な事でも話しています、彼は素直なんですよ、私の行動で戸惑う事も有るみたいですが、それも受け止めてくれています。」
「夫婦の会話は大切だからな、で、亭主関白か、かかあ殿下かどちらになりそう?」
「今はバランスの取れた状態で互いに尊重し合う形です…、課題としては適度に喧嘩が出来るかどうかです、喧嘩するほど仲が良いとか言うじゃないですか、でも好き過ぎて喧嘩が出来ないのです。」
「はは、それは大きな課題だね。」
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