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政権-08 [シトワイヤン-14]

「私達と始めるか…、取材対象との距離には気を付けなくてはいけないのだが。」
「それなら、夕食会に招かれてる時点でアウトね。
私は単なる取材対象とは考えていないわ、市民政党は我が国の政治の有り方に警鐘を鳴らしてくれると思うのよ、汚職するために政治家を目指す人達、既存の政党がだめなら、と新しく出来た政党も結局同じ道を進む、私利私欲が国民性ならもう日本に移住したいぐらいだわ。」
「程度の差こそ有れ、どの国でも起きることだな。」
「和馬は事業展開を通して、市民政党を世界に広げようと?」
「そうですね、紹介させて頂ければとは思っています、ただ市民政党若葉として広げると、静かな侵略と受け止められかねませんので。」
「難しいところだな、貧しい国は大国に守られたいと思ってるかもしれないだろ。」
「国家間の格差はどうにもならない、でも独立国では有りたい。」
「内紛が続く国も有るが、彼らの正義は理解出来ないね。」
「和馬が展開するシステムを他国が政治利用することは可能なのか?」
「そうですね、市民政党若葉の規約に反しない限り大丈夫です、バーチャルからリアルへの移行はハードルが高いと思いますが。」
「逆に言えばバーチャルなら、国境の無い政党も可能なのかな。」
「一つのシンクタンクというか、巨大シンクタンクを構築して行く事は、日本で市民政党が大きくなった事を考えると全く無理な話ではないわね。」
「はは、和馬が平然としているという事は、それぐらいは検討済ということなのか?」
「始まってみないと分かりませんが、自分達の目標は鷹上政権の外交がスムーズに行くこと、つまりは友好国との関係がより良い方向に向かう事です。
その辺りで利害関係を丸く収められるかどうかですね。」
「国としてより、党としての方が動き易いのかな。」
「はい、党として動くのなら国交のない国とも繋がれます。」
「党員になるのに国籍を問わないと言うのは、少し意外でした、自分は党員になれて市民政党若葉のことを知る事が出来、助かりましたが。」
「トラブルは有った様ですが、第三者の視点で発言をして下さるがみえて、党にとってもプラスになっていると思います。
参政権の問題に関しては、悪意有る第三国を否定出来ませんので、皆さんの気に障る事が有ったと思いますが。」
「いや、それは間違っていない、逆に油断して欲しくないと思うよ。」
「新しいネットワークシステムでも約束事は必要だね、その辺りは検討中なのかな?」
「一通り完成していますが、参加者によって改定されて行くことになります、但し、どうしても譲れない麻薬取引の禁止などは日本の法に沿って頂くことになります。」
「スタート時に多くの参加者を確保すれば有利になるのかな?」
「有利になった分、弱小国を守る責務が強まる、としたいです、自国の利益ばかりを強調する方には退場して頂くシステムを構築したいですね。」
「警告を出されても考えを改めなかったら、という感じに?」
「はい、党の方針から外れる、悪意有る参加者をどう排除して行くかが最大の課題かも知れません。」
「だろうな、それで、名称はどうするの?」
「仮の名称としては世界市民党、正式名称は皆さんに決めて頂きたいです。」
「候補を挙げて投票システムを利用するのね。」
「市民政党若葉のスタート時の様に暫くはベータ版みたいな運用になるのかな?」
「はい、将来的に大きくしたいですので、スタート時点で出来る限りの問題点を取り除いておきたいです。」
「私は発起人達の素敵な出会いから党の設立、その後の発展を知ってる。
だから、その素敵な発起人との新たな取り組みに参加出来ることにワクワク感しかないわ。」
「市民政党若葉に興味を持ってる知り合いは多いんだ、和馬が世界規模の政党を目指してると知ったら、みんな参加したがると思うよ。」
「凄い事をやってのけた市民政党若葉の取材に来て、更なる展開を聞かされるとは思ってもいなかった、和馬、苗川まで来たのは私にとって正解だったのかな。」
「どうでしょう、党本部もそれなりのネタは持っていますが、向こうは事務的な事が中心になりますので。
さあ、お好みのお酒を、もっと召し上がって下さい、市民政党が政権を取ったお祝いですから。」

鷹上政権にとって外交問題は難しい、せめて知日派親日派のマスコミ関係を増やしておきたいと考えている。
世界展開は形になるまで時間が掛かるだろうが、地道に進めて行きたい。
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