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脱東京-08 [シトワイヤン-11]

本間市長が提唱し作田県連副会長が賛同したのは、公営エネルギーセンター。

「作田さん、採算は取れますか?」
「市町村には補助金が出る、ただ維持費がね、建設は市町村、維持管理を県営の会社が請け負って色々試し、場合によっては民営化という流れを考えているんだ。」
「市町村が個別に管理するより効率が良いという事ですね。」
「ああ、法的な整備が必要になるだろうから、国とも相談だがな。
ガソリンスタンドが遠くて、更に過疎化が進むという事は何としても止めたいんだ。」
「皮肉な話ですよね、車の燃費が良くなった事でガソリン消費量が減りスタンドが減って不便になったのですから。」
「実はそれだけではなくてね、消防法改正によりガソリンスタンドの地下に埋められている四十年を超えるタンクの改修が義務付けられたんだ。
そのコストの高さに廃業の道を選んだ高齢の経営者も少なくない、消防法を改正した人達は安全を重視、だが、それに伴う民間の負荷を気にしなかったのさ。」
「そんなところが、立法の難しさなのですね。」
「法によって得する人と損をする人がいるからな、それだけにしっかりした根拠が必要なんだ。」
「ガソリンだけでなく充電スタンドなどを設置するのは、そういった思惑も有ってのことですか?」
「電気自動車が普及することは悪くないからね、まあ、軽自動車に乗ってる人が気軽に乗り換えられる価格ではないし、デメリットも有る。」
「一回の充電で走行出来る距離が冷暖房によってかなり短くなるのですよね。
では、燃料電池車は普及すると思いますか。」
「難しいね、普及までにはかなり時間が掛かりそうだな、現時点で水素ステーションは無いに等しい、エネルギーセンターに設置するとしても遠い話だろう。
国策として進めるのなら、かなりの先行投資が必要だな。」
「結局はガソリンなのですね。」
「効率が良いからな。
なあ社会環境は変化している訳だろ、その変化に対応して行くには、県と県内の市町村が手を組んで行くべきだと思わないか。」
「勿論ですが、今は、それが充分では無いのですね。」
「ああ、県全体を市民政党若葉で押さえれば可能性が広がると思うだろ。」
「はい、党員の皆さんから様々な提案が出ています、まずは知事選に勝利したいです。」
「応援頼むな。」
「ええ、美しく住みたくなる県を目指して、ですね。」

知事選の 告示は間もなくだ。
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