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地方支部-01 [シトワイヤン-10]

イベント後も、党員は増え続け党支部が幾つも設立されているが、どこもが順調とは言い難い。
今後の選挙を考えると全ての市町村に党支部が存在するのが理想だが、リーダーがいないとまとまらないのだ。
現役地方議員でも、党員による信任投票で市民政党若葉の所属議員として信任されなかった人もいて、議員の資質など色々考えさせられた。
そんな中、考える党員、動ける党員といった、党員をその立ち位置によって分類する案が出されたのだが、そこから一気に広がったのは…。

「党を暖かく見守る党員と、党を生暖かく見守る党員ってどう違うのかしら、一票を投じる党員というのは選挙時だけ協力しますという感じで分かり易いのだけど。」

今日は三人でドライブ、俺が土地購入を検討している高原までは二時間程度の道のり。
その車内で話題になってるのは党員としての二つ名?
「歌って踊れる学生党員、家計が苦しい主婦党員、彼女募集中二十八歳真面目な党員だと、文字数制限と詐欺や勧誘の被害に合わない様に注意喚起が必要そうだな。」
「うん、党員は誰でもなれる、人間は法が無かったら好き放題、法が有るからこっそりやってる人も党員には沢山居そうだもの、でも、本来は党に対するスタンスを明確にする事が目的だったのよね。」
「ネット上では積極的に意見を出したいけど党の集まりにはあまり参加したくないとか、党のイベントが有るなら動きます、お祭り大好きです、みたいな感じからかな。」
「盛り上がっているのですから良いでは有りませんか、党員になっても党員意識を持つ機会の無い人にとって、良いお遊びです。
康太大好き党員みたいな方が継続的に楽しめるイベントが有れば、Citoyenブランドの売り上げに繋がります。」
「だよな、何もないと党員登録した事すら忘れさられてしまいかねない。」
「一応、毎日何かしらのニュースが発表されてはいるのだけど、地方発のニュースは似たものになってしまうのよね。」
「そう考えると、言葉遊びでも貴重なのかも知れません、氷の女子大生党員は徐々に浸透しています。」
「それなら、氷の女子大生党員ドライブ中、みたいな使い方も出来そうだね。
まあ、当初の意図は党支部で活動しても良いです宣言みたいなもので、その結果支部のスタッフが集まり始めたとは聞いてるが。」
「ネット上にスタッフは集まっても、リーダーがいなくてという地域が有るのよね。」
「それは仕方無いだろう、余力の有る他地区の人が手伝って党支部を発足させても、結局そこから進まないと思うよ。」
「おお。」
「清香、どうした?」
「SNSに氷の女子大生党員ドライブ中、と上げてみたら凄い勢いで質問が来ています、久々でしたので。」
「どんな質問?」
「誰と何処へ何をしにがメインですが、ふふ、同乗者に関してはすでに正解者多数です、私達が使用している車の情報もすでに広がっているのですね、あらっ、誰が運転してるのかについては…、私だって免許を持っていますのに。」
「清香には運転してるイメージがないのだろうな、愛華より器用なのに。」
「所詮私は高速道路担当で~す、車が色々勝手にやってくれてま~すよ~。」
「高速は余り好きでは有りません、愛華とは何となく役割分担されていますが、地方支部の立ち上げに時間の掛かっている所では、こういった役割分担さえ難しいのでしょうか?」
「ネット上での初対面から始まり、距離を縮めてからオフ会みたいな事になるのでしょ。
全くの他人、利害関係の分からない状況からのスタートはリーダーがいないと難しいと思うわ。」

地域政党の様な母体の有った所と無かった所では大きな差が有る。
母体の有った所は、市民政党を利用してどうしたいのかが見えてるが、リーダーのいない党員だけのエリアでは話が進まない。
勿論、党員だけでスタートしても、優秀な支部長を中心に盛り上がっているエリアも有る。
今向かっているのはそんな町だ。
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