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智里-03 [シトワイヤン-21]

「ねえ、お姉ちゃんたちが始めたのって日常会話をミュージカル風にってことなの?」
「そんなイメージよ、ただ何語で歌ってもメロディー言語を知ってる人には伝わるという感じなの。」
「単語を増やすのは難しそうね。」
「ええ、それでも、既存のオペラから拝借という手は有るのよ。
ミュージカルの方が馴染み易いのだろうけど著作権の関係が有るでしょ。
個人的に使う分には問題なくても、テレビで紹介といった可能性は否定出来ないから著作権に引っかかる曲は除外ね。」
「ミュージカルってさ、話の途中で突然歌が始まるよね、そんな感じなの?」
「まずは、うちわだけでささやかに広げて行くから、そうなるかも。
例えば、十秒ぐらいのメロディーが万里を賛美する原稿用紙十枚程度の文を表すのよ。
その歌を会話の途中に挟むことから始めてみても良いわけ。」
「その歌詞が『万里は不細工でダメダメな子なんです~』だった場合、どちらを信じれば良いの?」
「勿論メロディーよ、メロディー言語を知らない人には偽情報を流せるの。」
「そんな使い方してデマが広がっても知らないわよ。」
「知らない人の前でメロディー言語を使える人はほとんどいないと思うし、通常はメロディーの意味にそった英語か日本語の歌詞を使うことになるから大丈夫。
メロディーと歌詞、場合によってはその意味の説明が付け加えられて一つのセットになるの。」
「なるほど、形が出来て来たら合唱部の人達にも教えてみるね。」
「原則、紛らわしいメロディーは使わないという約束だから、多少音感に問題が有っても大丈夫よ、人前で歌える人なら。
英語で歌い易くと考えてるから、英語の基礎も学べるの、小学生やそのお母さんにも教えてみたいわ。」
「そうね、『カレーライス食べたい』というメロディーで『ハンバーグが食べたい』と歌うと、お母さんが、『それで、どっちを食べたいの?』と聞き返す、そんな光景が浮かぶわ。」
「難しい話は無理でも、日常の簡単な会話ならピアノを使ってでも出来るのよ。
話すのが苦手でも楽器は得意という人にはお勧めかも。
作曲チームはピアノの練習曲としての使い方もイメージしてるの。」
「メロディーに意味が有れば練習に身が入るのかな。」
「楽しそうにカレーライス食べたいと弾いてごらん、とか、どう?」
「基礎中の基礎なのね。
でも『おっなかと♪ せっなかが♪ くっつくぞ♪』みたいのが使えないのが残念だな。」
「まあ、普段、日本人同士の会話の途中に入るのは問題ないわよ。」
「キャッシーが歌ったら面白そうなのに。
ねえ、高度なテクニックとしては、メロディーと言葉を別の意味で伝えられるのだから、真面目に二つの情報を同時にってどうかしら?」
「そこまでのセンテンスが揃わないだろうし、内容が濃くなったら理解出来る人が少なくなりそうだわ。」
「ついでに手話でも違う意味をとか。」
「訳わかんなんくなりそうだから私で試そうなんて思わないでね。」
「うん、ビデオに撮ってとか…、ねえ、未完成でも良いから少し教えて。」
「そうね、じゃあ、ピアノ弾きながら…。」

メロディーに個別の意味を持たせるメロディー言語は単純に面白くてやってること。
だが、世界共通言語に難しい言葉は要らないので、ある程度基本的な会話が成り立つ様に出来たら発表したいと考えている。
私達は苗川発の話題を増やして行きたいのだ。
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