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九月一日-05 [シトワイヤン-09]

この日を正式な発足日と定めた党支部は、議員が一人だけとか、議員のいない支部を含めると数十に上る。
党支部としての最低条件は党員選挙で選ばれた支部長がいること。
番組では、市長や議員の信任投票や党員選挙がネット上に存在する選挙管理委員会によって管理されてる事も紹介。
そんな話を見ながら俺達は雑談。

「これからは党内の選挙だけで無く、国政選挙や首長選挙、県議会議員選挙、市町村議会議員選挙を視野に入れなくてはならないのですね。」
「そうなると、国会議員に相応しいのはどんな人なのか、という中村先生からの宿題に取り組まないとな、和馬はどう思う?」
「採決の時に、間違える事なく党議拘束に従った投票が出来れば良いんじゃないのか。」
「それなら康太でも出来そうね、でも法案を検討したり出来なくても良いの?」
「不祥事を起こさず、台本をまともに読む事が出来て失言をしない、党の方針に従い選挙には間違いなく勝てる、そんな国会議員を与党の幹部は求めてると思わないか?」
「否定出来ないわね、重要なのは選挙か…。」
「市民政党若葉が候補者を立てるとしたら、絶対当選して下さる方にお願いしたいが…、議員としての資質は考えなくても良いということなのか?」
「難しい所だね、党の幹部には指導力や判断力が求められる、だが、そんな能力に長けている人は他の分野で活躍されていても、知名度が欠けるかも知れない。
党員からの得票だけで当選ラインを越えられるのなら何とかなるだろうが、それはまだ現実的ではないな。」
「確かにそうだ、中村先生達が党に入って下さったが、暫くは弱小政治団体として頑張って頂くしかないのかな。」
「弱小では、魅力有る政党と言えないわね。」
「ふふ、和馬、何か企んでることが有るのですね、鼻の穴が微妙に膨らんでいますよ。」
「清香はそんなとこを見てるのか、油断出来ない…、まあ、企んでいると言う程の事でもないのだが、議員を個人として捉えずにチームのリーダーと考えるのはどうかな?」
「う~ん、今でも政策秘書とかがいるのでしょ。」
「もっと色々な人を加えて、そうだな秘書だって表に出て良いし、チームの広報担当が歌って踊れたら、政治資金を集めるパーティーの華になるんじゃないか。」
「そういう人もチームに、でも、そういったパーティーは必要なものなのかしら?」
「人件費を考えたら収入源は多いに越したことはない、でも和馬、パーティーに拘る必要はないよな。」
「ああ、党で働く人は増えて行く、その人達が安定した生活を送れるだけの体制を作る為なら手段を選ぶ必要はないね。」
「それは分かりますが、国会議員をチームとして捉える考えをもう少し教えて下さいませんか?」
「うん、知名度の高い人が優秀なブレインをチームに抱えて選挙に出馬、リーダーとしての役割が果たせたら、個人よりチームの方が魅力的だと思うんだ。
政策に係わる人だけでなく、衣装担当や秘書を含めてのチームが良いかな。」
「国会議員に相応しいのは、そんなリーダーシップを持った人ということかしら。」
「それなりに魅力的でないとリーダーは務まらないと思うわ。」

ブレインになるのなら被選挙権は必要ないし、人数制限もない、という所から暫く盛り上がった。
愛華がブレインとなり、議員より目立っても良いのだ。
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