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九月一日-02 [シトワイヤン-09]

モニターに映し出された映像には、旅の初日にお話しさせて頂いた市長と市議会議員達、その後ろには党員の方であろう大勢の方々の笑顔が並ぶ。
皆さんCitoyenブランドのシャツやパーカー姿、色もデザインもバラバラでお揃いとは言えないのだが、全員がCitoyenブランドに身を包んで下さってる事は間違いない。
芳樹先輩、市長を紹介した後は市議会議員の皆さんですと簡単に済ませた、人数が多いのだ。

「この市がトップで紹介された理由は党員の方ならお分かりだと思います。
党支部のシステム活用をテストの形で進め、すでに幾つかの提案が実行に移されようとしています。
その一つを紹介して下さるのは、影山市議です、お願いします。」
「はい、影山です、この支部は市民政党若葉の可能性に一早く気付いた議員が、市長を巻き込み一丸となって党支部を立ち上げました、市政改革を進める手段としてです。
それに伴い、今まで市政を応援して下って来た方々にも紹介し市民政党の党員になって頂きました。
このシステムをテスト運用して行く内、様々な可能性に気付かされたのですが、私からは過疎地の活用プランを紹介させて頂きます。
合併により拡大した我が市の東部は過疎化が進んでいます。
過疎化は難しいテーマですが、肩の力を抜いて取り敢えず過疎地を活用する案を出してみてはと一市民の方が提案して下さいました。
過疎化が進むのは残念だが、自分達にとっては所詮他人の土地だという声も有りましたが、実際の所、所有者が税金を納めるだけで放置されている土地が増える一方、田舎暮らしに憧れながらも土地を持たないので田舎への移住は考えにくいという方もみえました。
このアンバランスな状態に対して、取り敢えず、ならばと、幾つもの案が出て来たのです。
都市部に住まわれてる方からの、取り敢えず過疎地域へ行ってみようとの呼びかけに応じた人たちは、過疎地在住の党員に協力して頂き、過疎地区の集会場で交流、地元の方の参加も有り、耕作放棄地の状況を確認、ネット上に上がっていた案を検討しました。
その流れで、地主側からはきちんと管理されるので有れば土地を好きに使って貰って構わないという人が現れました。
現時点で検討しているのは、耕作放棄地に花の種を蒔いて自然任せでどれぐらい咲くのか観察、党員が共同で管理する市民菜園、遊び感覚で遊び場を作る企画などです。
それらは党のサイト上で楽しく意見交換しながら、可能な事を実践し始めています。」
「映像を見ていますと大勢の方が参加されてるのですね。」
「はい、過疎地と言っても町から毎日でも通える距離です、今までは自分と無関係だった土地が自由に遊べる土地になった事で、町の人にとって心理的な距離感がとても近くなったと思います。」
「今までは出来なかった事なのでしょうか?」
「はい、今は党の企画として党のシステムを利用して進めていますが、これを市が行政として行うとなると、一般市民に対する広報、意見交換をする会議、その為の予算化など、時間と手間が掛かっても、参加して頂ける方は僅かで、おそらく税金と時間の無駄にしかなりません。
市民政党若葉のシステムが地方行政に於いて如何に有効なのかは、これから各地で証明されて行くでしょう。」
「心強いですが、党の活動としてスタートという事は、党支部と市との関係はどの様になるのでしょうか?」
「他の政党から横槍を入れられない様に配慮しながら、拡大できる所は党員外の人にも広げて行きます。
また、党員になって下さった大企業の幹部の方からは、企業の福利厚生の一環として過疎地の有効活用を考えるという話も届いています。
党支部サイト立ち上げ時には思いもしなかったスピードで過疎地の有効利用が進もうとしているのです。」

この様な展開は、自分達が党を立ち上げた時には思いもしなかったことだ。
一つの目的を持った意見交換の場、党支部サイトでの討論を近所の人と話し合ったり、会社の同僚と話す人が少なからずいる。
その人達の意見が集約され、大企業を動かす事に繋がったと聞いている。
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