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夏休み-03 [シトワイヤン-08]

それから…。

「でね、市民政党若葉のシステムを活用すれば、市民からの不満に対処し易いと思うんだ。
勿論市民全員が党員という訳ではないが。」
「はい、すでにシステム上に存在する、この市の党支部は機能し始めています、市長がそれを上手く利用して下さったら嬉しいです。」
「まあ、文句を言って来る奴は確実にいるのだろうが、私も九月一日付けで、市民政党若葉の所属だと発表させて貰って構わないかな、そして君達に恥を掻かせないだけの市政をして行く、どうだ?」
「どうもこうも、自分には何の権限も有りません。」
「はは、党の代表は了解してくれてるのだが、私としては党の発起人にも了承して欲しいのだがね。」
「自分が了承しても価値は有りませんが、市長、私達の市民政党若葉を更に大きくしようという試み、応援させて下さい、宜しくお願いします。」
「では、横の繋がりの有る市長村長や議会関係者にも話を通して行くよ、党の支部が増えてもシステムは大丈夫かな?」
「はい、サーバーには、かなり余裕を持たせて有ります、スタッフも九月一日の市民政党若葉、リアル党本部開設に合わせて増強中です。」
「費用面は大丈夫なのか?」
「党員が増えたことで、サイトの広告収入が増えていますし、党のグッズ販売も好調ですので今の所は問題ないのですが、選挙となると全く見えてないです。
無い袖は振れないのですが、スポンサー企業にお願いするとか、今は無料の党費を任意でお願いするとか考えれば、多少のお金を集める事は可能だと思います。」
「ボランティアを頼ればそれほどの金額は必要ないよ、供託金を没収される様な無茶な立候補さえしなければね。」
「党としては供託金を用意すれば良いのでしょうか?」
「いや、基本的には支部任せで良いと思う、本部サイドは戦略的にどうしても当選させたい候補に絞れば良いと思うな、まあその辺りのことは今後の検討課題として出て来るだろう。」
「そうでしょうが、うちの社長は結構、気にしていまして。」
「はは、康太くんか、私達が目論んでる人数を当選させるのに必要なのは、金では無く党発起人会の面々が活躍する姿だと伝えてくれるかな。
うん、今日、君達と会えてその思いが強まったよ。
党の方向性は市民の求めてる所から外れていない、その上で党のイメージは君達が作り出している。
若者がもっと社会の中心になって行くべきだと思ってる人は少なくない。
君達に被選挙権権が無いのも、党の短い歴史が広く知られ始めていることもプラスに働くと思っているんだ。」
「自分達の番組は平日午後放送で、一般のサラリーマンが見られる時間帯では無いの微妙なのですが。」
「番組を録画して見ている人は私の周りに多くいるよ。
私も家内に編集して貰ったのを毎日見てる、影響力はしっかり有ると思うね。
君が一つの事柄を多方面から掘り下げる姿は、うちの子ども達の視野を広げる事に繋がってる、いや子どもだけでなく大人達にも良い影響を与えているんだ。」
「有難う御座います。」
「党のサイトでは今撮影している映像を編集し、市の紹介VTRをくっ付けて流してくれるのだろ。
他の市町村の先駆けとなり目立てるのは有難いよ。」

この市が旅行の一番目に選ばれたのは日程的な理由も有ったが、増え始めている市町村支部の中で一番積極的だったから。
それは市長が県知事選を目指しても、次の市長に有力な後継候補を立てられるという事情も有る。
市長は自分達のことを党のシンボルだと話して下さったが、この地で市民政党若葉から県知事、市長となって貰えたら、それは我々にとって、大きなシンボルとなるのだ。
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