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夏休み-02 [シトワイヤン-08]

市議会議員との懇談会では地方都市の抱える問題を中心に教えて頂いたが、皆さんは市民政党若葉への思いも熱く語って下さった。
懇談の後、市長との席へ向かう。

「市民団体が立ち上げた地域政党の所属では、国政に不満があっても大した声にならなかったのですね。」
「大きな政党でも地方の声が国政に届くかは疑問だけどな。」
「だから国政を変えるには、地方で市民政党若葉として実績をあげ、その勢いで国政政党にし…、ネット上では目にしてたけど、本物の議員さんから直にお話を聞かされて重みを感じたわ、党はリアルに動き始めているのね。」
「政権を握れる規模にしないと意味がないとも言われてしまったが、地方で議席を増やしていけば、いずれ国政も…、絶対無理とは言えないよな。」

市会議員達の熱い思いに触れ、自分の役割を見つめ直す。
勿論、国政までの道のりは長く険しいと理解しているが、可能性はゼロではない。
少し熱くなった俺達は、そのまま市長とのお茶会に望んだ。

「よく来てくれたね、若い君達が発起人となって立ち上げてくれた市民政党は素敵に拡大している、党員の一人として嬉しいよ。」
「有難う御座います、この市はどこの地方都市もが抱える問題は有りながらも、市の財政は健全だそうで、やはり市長のお力による所が大きいのでしょうね。」
「まあ、頑固なお年寄りに選挙で勝っての市政だからな。」
「所謂箱物行政だったのですね。」
「ああ、無駄に建てられた物をどう活かして行くかで苦労させられたよ。
まあ、彼のおかげで快適な市庁舎な訳だが。
ここもね、就任した当初は人の配置のアンバランスさに愕然としたんだ、のんびりお茶を飲みながら作業し、定時に上がる職員がいるかと思えば、時間に追われ残業をせざるを得ない職員がいたりとか。
その改革には反発が有ってね、まあ、のんびり作業を既得権益と捉えている人もいたんだよ。」
「かなりの大ナタを振るわれたのですか?」
「職務命令の形で普通に働く事を要求したのだが、裁判を起こす輩もいてね、民営化を進める気持ちが分かったよ。」

それから市政のことを色々教えて頂く、市長から腹黒さは微塵も感じられなかった。
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