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村長-04 [シトワイヤン-03]

俺達は党の組織作りを進めている、と言っても各担当者は架空の存在、先に組織図をと考えての事だ。
それでも、ゲーム内でその過程を含め発表させて貰っていたら、党員になって助言をして下さる方が数人現れた。

「村長選の話、党員の方々は和馬がゲーム内の村長になる方向で考えて下さっていますね。」
「村を運営して行くのなら、現実社会とは違っても俺達の参考になりそうだよな、和馬、もう少し詳しい話は聞いて無いのか?」
「ああ、兄貴から情報を貰った、実際の行政はゲームの運営サイドが担うが、村長が決まったら、村長の決裁を仰ぐそうだ。」
「運営が村の職員という設定なのね、公職選挙法みたいなのが発表されるのかしら。」
「どうかな、村長がいた方が良いのでは、というのはゲーム参加者からの意見からだろ、でもそこから話を大きく進める人が参加者にはいなくて。」
「まだ、このゲームに於ける村長の必要性が分からないものね。」
「運営サイドでも意見が分かれたそうだ、参加者の自主性に任せて放置するのか、敢えて村長選挙を行うのか、で、結局イベントとして村長選挙を実施することでゲームの活性化を図る事になったそうだよ。」
「人類の過去を考えると、群れには自然とリーダーが誕生したと思うわ、でも、ゲーム上の千人はいきなり一つの集合体となった訳で知らない人ばかり、村長選挙は正解だと思うわ。」
「コミュニケーションをとって党員になって下さった方とは小さな集落の仲間という感覚でしょうか。
村はある意味大きくて、和馬が王様になるまでのプロセスやその後の絶対王政を考えると面白そうです。」
「ま、待て、村長で有って王ではないぞ。」
「村と言っても、どこにも属さない独立した集団、村長は国家元首と同等です、外交が存在しないのは少し寂しいですが。」
「そう考えると、千人の参加者が村という組織をどう考えるのか、村長という存在をどう捉えるのか興味深いわね。」
「間違っても絶対王政は成立しないだろうな。」
「そうでしょうか、ゲームに積極的でない人にとって、王様の指示に従っていれば良いのなら、楽ではないですか?」
「ゲーム内でどんなリーダーを試すのかって問題だね、村長がやりたい放題やった結果どうなるのか楽しみだな。」
「って、和馬がなるのでしょ。」
「それは分からないよ、選挙運動しようにも、この村の住人の不満や希望は分からない、他の候補者と比べた時、俺に投票したくなる要素をどうアピールするんだ?」
「そうね。」
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