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子猫組-10 [化け猫亭-17]

「俺、もっと詳しく調べてみるよ、今まで上手く行ってなかった事を見直してみたいんだ。」
「じゃあ、女の子目線で私も、気になってる子がいるし。」
「では、現場は洋平と知世にお願い、一旦、高校生は外しましょう。
調べた結果は私達で共有ね、チームを組み直す時は高校生の理解を深めてからだね。」
「ねえ、名前だけでも猫桜総合学園初等部、中等部としても良いんじゃないかな。
学校へ行ってない事を負い目に感じてるかも知れないし、籍は公立学校に残しておいてさ。」
「悪くはないが、何とか学校へ行けてる子に悪い影響は無いだろうか。」
「学校へは行かないけど、他の子と遊べる子もいたね。」
「学習に取り組めてる子もいる、今まで学校へ行かせようとしてたから上手く行かなかったんじゃないのかな、大谷組長、美佐の言う通り寮に小さな学校を作れば良いのだろ、無理に学校へ通ってる子でも条件をクリアすれば猫桜総合学園初等部、中等部への転校を認めても良いんじゃないか。」
「教師の問題や法的な問題はどう?」
「そうね…、猫桜総合学園ネットワークの子猫組代表を決めて、CAT'S TAIL STAFFの教育担当とも連絡を取りながらかな、取りあえず私から猫桜総合学園準備室へ提案しておくわ。」
「子猫組代表の方は教育学部が動くべきよね、私の他に誰かやる?」
「じゃあ俺は千恵のサブで動くよ、良いでしょ?」
「問題ないわね。」
「こうなって来ると忙しくなりそうだな、俺は何時でも担当を持てる様に大学の学習を先に進めておくよ。」
「そうね、みじめな成績では支援して下さってる方に申し訳ないわ。」
「でも、学業ばかりに囚われすぎて視野の狭い人になって欲しくないと言われてね、高川組長から青春を謳歌せよと言われたのよ。」
「うん、まあ、楽しんでるよな、俺達、子猫組でさ。」
「反動が大きかったのよね、進学出来るか微妙だったのに真面目には学習して来た…、拾われるまでは泣いてばかりいたのに、突然生活が落ち着いて、仲間が出来て進学が許されて。」
「良いよね、理沙は彼氏も出来たし、まあ私だって頑張ってるけど、他の学生とは距離を置きたくなる時が有るのよね、その辺りが視野の狭さなのかな。」
「焦らずに青春を楽しみながら、少しずつ視野を広げて行けば良いのよ。
ねえ、私、今、恰好良い事言ったよね?」
「はは、紗枝は可愛いよ。」
「やった~、健人に可愛いって言って貰えた。」
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