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猫田小夜-26 [化け猫亭-03]

「はは、そうだな、女の子に話せない様な想像を無意識に、本能的にしてしまう事が無いとは言えないが…。
自分は必要以上に想像してしまう方かな…、実を言うと高所恐怖症なんだ、そういう場面を目にすると無意識の内に落ちた場合を想像してしまうのか…。」
「えっ、そうなのですか、私は馬鹿なので煙同様、高い所が好きです、怖い所は高いとこって、どんな感覚なのです?」
「幅の広いしっかりした橋からでも下を見ると駄目なのは理解して貰い易いと思うが…、映画でもね、校舎の屋上で普通に生徒が話している場面、話に関係なく、その屋上に柵が無いという映像だけで軽く恐怖心を覚えるよ。」
「高所恐怖症って…。」
「まあ、一つの病気なんだね。
小さな川の小さな橋、その欄干にヒロインが座るというシーンだけでも、そこから落ちるという可能性を感じで、そんなとこに座るなよ、と思ってしまうんだ。」
「ジェットコースターとか楽しいのですが。」
「自分で運転する事が出来ず、ただ振り回されるだけの乗り物なんて、何処が面白いのか全く分からないね、罰を自ら求める人達の気持ちは全く分からない。」
「バンジージャンプは体験したく無いですか?」
「あんなの正気の沙汰じゃないだろ、死んでもやりたくないし見るのも嫌だ。
絶対、体に悪い、落下速度を考え無いのかな、それが零になる瞬間どれだけの衝撃が体に加わるのか考えられない馬鹿のやる事さ。」
「そこまでおっしゃいますか…、バラエティー番組で、高い所が苦手な人に対する罰ゲームとしてバンジージャンプをやらせるという企画が有ったそうで、長時間跳べず、ずっと動かなかったという状況について大学の仲間と討論をした事が有るのです。
みんな、最後まで跳べなかったアイドルに対して批判的だったのですよ、その時のメンバーが遊園地大好き人間ばかりだったからかも知れませんが。」
「私に言わせれば、そのテレビ企画は犯罪、パワハラだね、その人は高い所にずっと立たされただけで心に傷を負ったと思うよ。
あの手の番組はな…、罰ゲームというか、ドッキリ企画でいきなり落とされるというのを目にした事が有るが、脳に損傷を負わせる可能性とか考えないのかと驚いたよ、ああいうのを見て楽しいのかね?」
「そんなのも有るのですか、うちは家族もあまりテレビを見ませんので良く分かりません。」
「そうか、頭の良い人の家庭にはそういう傾向が有るのかな、将棋の藤井聡太はニュース番組と一部の真面目な番組しか見てないと報道されてた、まあ将棋に時間を使いたいのだろうね、中二になった芦田愛菜も読書に時間を掛けてるそうだから、仕事上見る必要の有る番組以外はあまり見ていない可能性が有る。」
「時間は限られますものね。」
「小夜ちゃんも色々忙しいのだろ?」
「ええ、でも、化け猫亭で息抜きをしていますから。」
「はは、息抜きがバイトとは、羨ましすぎるよ。」
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