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神沢祐樹-124 [高校生会議2-21]

「絵美、今日は盛り上がったわね、皆さん浮かれ気味だからか、子どもの遊びにも夢中になって。」
「人と人が向かい合って遊ぶというのは、テレビ画面に向かって遊ぶのとは違う良さが有ると思いませんか、千恵も男性社員の方と楽しそうでした。」
「はは、否定出来ないわね。」
「子ども向けの曲集第二弾には、今日のを参考にして新しい手遊びを盛り込めないかと考えているのですよ。」
「新しい?」
「ええ、昔ながらのは地域によって違うそうなのです、その中から一つを選ぶと違和感を覚える人が見えるかも知れないという事で、祐樹さまから提案が有りました。」
「でも、オリジナルって簡単に作れるものなの?」
「何とかなるでしょう、そして、新作だからこそ可能な事が有るのです。」
「う~ん、今時の子に合わせた歌詞に出来るのかな…。」
「ええ、それも有りますが…、まず、曲は一曲に絞る必要が有りません。
手遊びに適した曲を年齢別や季節の行事に応じて複数用意出来ます。
また、手の動きもレベルを変えて楽しめます。」
「レベル?」
「はい、基本動作は二歳児でも取り組める簡単な動きにしますが、そこに色々な動きの要素をレベルに応じて盛り込んで行くのです。
同じ曲を聴いたり歌ったりしながら、二歳児と母親、小学生の友達同士が同時に遊べたり、曲を変えて中高生がハイレベルな動きに挑戦したりとか…。」
「随分欲張りな発想だけど…。」
「曲の基本的なリズム構成をシンプルにしておいて、そこからアレンジしていけば決して難しくはないと思います。
基本動作だけの幼児向けから十二歳ぐらいの普通の子ども達が楽しめるレベルまでを組んで一応の完成形とします、そして更に…。」
「更に?」
「基本動作以外は、曲の最後まで同じ繰り返しが無いとか色々。」
「覚えるのがハードなのか…、当然色々な動きが入る…、熱く挑戦しようという人が現れそうね。」
「二人の息が合わないと上手く出来ませんので達成感が味わえると思います。」
「そうね…。」

「あっ、祐樹さま、ディレクターとの話は済みましたか。」
「ああ、毎週の放送の中で新作の遊びを、二歳児バージョンから始めて少しずつ進化させて行くという形になりそうだ。」
「しばらくは、とても簡単と言う訳ですね。」
「その分、歌に集中して貰えると思う、良い曲を作りたいな。」
「はい、ちいちゃんとまみちゃんをイメージすれば出来そうな気がします。」
「絵美は、その子達に教えて貰ったの?」
「ええ。」
「なあ、千恵、子ども同士が向かい合っての遊びは、テレビ画面と向き合うゲームと違った良さが有ると思わないか?」
「そうね、うちの弟は…、祐樹くんは、テレビゲームの類、するの?」
「やった事は有る、でも結局はゲーム設定に合わせて作業をしてるだけという一面が有るだろ、暇つぶしなら、読書とか数学の問題を解いたりとかしてた方が楽しいよ。」
「作業か…、弟は作業が好きなのかな。」
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