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神沢祐樹-111 [高校生会議2-20]

「夏休みの旅行には私も参加させて貰える事になったけど、オフィス白川の経営状況は大丈夫なの、凄くお金が掛かりそうな社員旅行だけど。」
「はは、ボランティア社員が全員正社員になったからね。」
「二千人だっけ?」
「ああ、ダブルワークの人が多いから月間の労働時間がイベント中心の三十時間という人も含まれるけどね。」
「それでも給料はかなりの額になるのでしょ?」
「なるだろうな。」
「それを祐樹くんの力で?」
「いや、うちの社員は自分達で自分達の給料を確保する事を考えてくれているんだ。
一人一人が生み出す売り上げから、自分の給料や事務職の給料を含めた会社の維持費を計算している。
福祉関係はまだ少し赤字だが、それも含めた会社全体として黒字になりつつ有って初期投資はすぐに回収出来そうなんだ。」
「やっぱりCDの売り上げが大きいのね。」
「ああ、時間が短縮出来たよ、うちの社員達ならLENTOの売り上げ抜きでもいずれ黒字に出来たと思うけどね。」
「社員は自分の給料分以上に稼いでいるという事なのかな?」
「もちろんさ、会社の資金や資産、有形無形色々有るがそれを利用して…、そうだね多い人は自身の給料の百倍の利益を生み出しているのではないかな。」
「そこまで?」
「グッズが売れているのはその企画力が大きいんだ。
一般向けに千円で販売されている商品のデザインをLENTO仕様に変えて二千円で売ってるが、元の商品より売れてるぐらいなんだよ。」
「確かにそうね、私の叔母さんは一早くLENTOのアダルトバージョンに統一して悦に入ってたわ。
グッズと言うよりブランドでしょ。」
「という事なのさ、安っぽく見えてた商品に高級感を加味するだけで大きな売り上げに繋がってる、うちの社員が如何に有能か分かるだろ。」
「もっと給料を上げて欲しいとか言われないの?」
「はは、そもそも、そんな人がボランティア社員になろうと思うかな?」
「そ、そうか…。」
「力のある人でも個人で大きな利益を生み出そうとすると大変なんだ。
でも会社組織として、オフィス白川、LENTO、柿川フレンズと言った存在を利用すれば随分楽になる、その為の会社なんだよ。
もっと稼ぎたいと思う人は起業すれば良いが、足るを知ってる人達なのさ。」
「少し安心したわ、それなら落ち着いて社員旅行を楽しんで良いのね。」
「ああ、もちろんさ。」
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