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神沢祐樹-100 [高校生会議2-18]

「一樹、顔がにやついてるぞ、思い出してるのか?」
「はは、親父、試合が想定してた筋書き通りに行ったんだぜ、気分爽快さ、撮影の人達も喜んでたよ。」
「練習風景も撮影してたんだよな?」
「ああ、取材して貰ってたから、今日の試合に負けたら恰好悪いと思ってたんだ。」
「祐樹はいつの間にシュートの精度を上げたんた、あんなにも。」
「中学のバスケ部でさ、ほら、超ロングシュートで試合を決めた事、有ったろ。
あれが気持ち良かったらしくて、部活引退後の気分転換はロングシュートの練習だったんだよ。」
「そうか、子どもは親の知らない所で成長して行くものなんだな。」
「祐樹の場合は成長しすぎでしょ。」
「だな、今日はバスケの次に歌、基本的に目立つのが好きなのかね。」
「ただの目立ちたがり屋ではないよ、ねえ、もう直ぐだけど、お袋は?」
「控室へ行ってる、優香も舞台に上がるからね。」
「そっか、優香はうちの連中にも評判良くて…、おっ、始まるのかな…。」
「最初は絵美さんのソロなのか…?」

「すごかったね…、アカペラのソロで始まって…。」
「ああ、絵美さんの歌が心に滲みたな。」
「そこに、祐樹が加わって…、祐樹の歌も一段と良くなった、絵美さんとの出会いが良い影響を与えたのかな。」
「しかし、一樹だって天才と言われてるが、祐樹は少し人間離れして来てないか?」
「いや、恋の力が支えになっているのだから、すごく人間的だよ。
それにしても、柿川フレンズの人数も質も思ってた以上、オープニングで観客は大盛り上がりだね、生演奏の迫力に圧倒されたな…。」

『オープニングは如何でしたでしょうか、曲は柿川フレンズのテーマソング『勇気を出して』、えっと我らがリーダー祐樹社長の祐樹では有りませんよ、柿川市民からはもっと祐樹くんを出せとは言われている様ですが。』
「はははは。」
『次は我々ボルトバンドのオリジナル曲になりますが、何故ボルトバンドなのか気になりますよね。』
「ボルト、作ってるからだろ~。」
『ぶ、部長~、先に言わないで下さいよ~。』
「はははは。」
『ボルトを作る合間に作ったのが、次の曲、バスケ少年です。
ちなみに、我らがリーダー祐樹くんの所属するバスケ部は今日試合をしました、モニターではその時の模様が流れます。
リーダーだけでなく若くエネルギッシュな汗を流す高校生の姿を…、行くぜ、ワンツースリーフォー…。』

「僅かの時間で映像を編集したのだな、それにしてもロックにしっかり合わせて…。」
「ちょっと、恥ずかしい様な…、でも曲と映像が合ってる、これはうちの部員達も喜んでいると思うよ。」
「あっ、最後のロングシュートが曲のラストか…。」

『祐樹くんの大活躍も有って、バスケ部は強豪校に勝ちました、今日はそのメンバーが会場に来ていますので大きな拍手をどうぞ。』

「あっ、あいつら立ち上がって…。」
「キャプテ~ン!」
「まいったな…。」
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