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神沢祐樹-99 [高校生会議2-18]

「一樹、ついにやったな。」
「ああ、先輩方が今まで跳ね返されて続けてきた強豪を相手に作戦が見事はまった、先輩方も喜んで下さるだろうね。」
「秘密兵器君は、どうだった?」
「はは、さすがに怖かったです、襲われるという感覚でしたよ、こちらが追い上げるにつれて顔がどんどん怖くなるし。」
「はは、しかしまあ、ダメ押し含めて六本全部をよく決めたな、リバウンドに備えてはいたけど身長的に不利だから助かったぜ。」
「相手のキャプテンは反則レベルだとか言ってなかったか?」
「彼等の身長の方が反則だろ。」
「祐樹にはまた試合に出て欲しいけど、今日の試合のインパクトは大きいだろうな。」
「ああ、県内のバスケ部連中は全員、テレビで祐樹のロングシュートを見るだろうから、その効果は絶大だろう。」
「対戦相手はこれから祐樹対策に練習時間をさくのだろうな、でも祐樹は出ない、心理戦を仕掛けられただけでも、笑えて来るよな。」
「油断は禁物だぞ、次の相手チーム、データはどうだ?」
「ああ、情報収集チームが、はは、試合を見た後めちゃくちゃ張り切って出て行ったよ。」
「なあ、次はすごくどんくさそうな一年生をベンチに入れて相手を攪乱するってどうだ?」
「心理戦か、まあこの後の対戦相手には必要ないと思うぞ、決勝まで行けたら、そんな小細工より、別の小細工を考えよう。」
「はは、しかし、祐樹登場後はフェイントも決めやすかったよな、なあ、祐樹、忙しいとは思うが決勝戦…、俺達が決勝まで勝ち上がったら出てくれないか。」
「はい、今日勝てましたから、スケジュールは調整し易いです、でも、相手は自分の弱点を研究して来ると思いませんか。」
「いや、ボールが何処に有るかに関係なく、相手が祐樹に迫ると場内に悲鳴がこだましてただろ、それで相手の位置が把握し易くてな、ある意味人数的に有利だったのさ。」
「でも…、フェアなのでしょうか?」
「許される範囲さ、単純に力を比較したら確実にこちらの負けなのだからね。」
「一樹、この後は?」
「祝勝会の用意はして貰ってる、ただ祐樹が柿川フレンズのイベントに出演するから俺達は早めに失礼させて貰うよ。」
「はは、キャプテンは分かっているのかな、さあ、イベント行く人~?」
「は~い!」
「我等が可愛い後輩、秘密兵器くん主催のイベントに行かないとでも思っていたのか?」
「一樹、行かなかったら俺の彼女が許してくれないんだぜ、あっ、お前、もう秘密じゃないぞ。」
「じゃあ最終兵器か?」
「ははは…。」
「チケットは急がないと取れそうになかったから、バスケと同じで速攻さ。
のんびりしてて取れなかった奴、多いんだぞ、キャプテンは苦労してないのだろうけど。」
「まあな、祐樹が買ってくれたから。」
「祐樹はただで手に入るんじゃないのか?」
「優香も出るから家族の分だけは優先的に回して貰いましたが、チケット代は払っていますよ。
こういう事をいい加減にすると社員の士気が下がりますからね。」
「なるほど、社長はそういう所まで気を配るんだ。」
「今回は柿川フレンズから何組も参加するイベントなので、チケットが不足気味ですが、今後は各アーティストの人気度を見ながら、ライブの回数を調整して行きます。
適度なペースで売り切れるという体制を目指していますのでよろしくお願いします。」
「祐樹、それは今日次第だろ、どうだ、みんなに楽しんで貰えるイベントになりそうか?」
「どうかな…、でも、スタッフは何か企んでいるみたいだよ…、あ、もしインタビューを頼まれたら真面目にお願いしますね。」
「よっしゃ~、祐樹が相手の顔を見てびびってたとか話してやるよ。」
「せんぱ~い、ほんとに怖かったんですよ~、あ~、夢に出てきたらどうしよう。」
「おっ、ついに天才高校生社長の弱点、発見だな。」
「はは、相手は祐樹のスリーポイントの方が相当怖かったんじゃないのか。」
「はは、確かに敵にしたくないわな、下手に当たりでもしたら、その後柿川市内を歩きにくくなって、女子からは嫌われそうだぞ。」
「やっぱり最強の最終兵器じゃないか。」
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