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神沢祐樹-79 [高校生会議2-16]

「祐兄、今までの撮影を編集した映像とナレーションの原稿が届いて、自分の言葉で話して欲しいって事なんだけど…。」
「ああ、結構良い感じに編集されてたな、優香、出来そうか?」
「うん、妹として話せば良いのだから何とかなりそうだけど、異色の男女ユニット高校生アイドル社長として…、えっと…、売りだして行くの?」
「まあ、それが分かり易い表現なのかも知れないが、優香には自然な感じで俺達を紹介してくれたらと思うよ。」
「そうよね、異色とかアイドルって言葉はあまり使いたくないって思うんだ。」
「ああ、そうしてくれて構わない。」
「アイドルってさ、改めて考えてみると微妙な存在なのよね。
恋愛禁止の延長で独身のまま中年になってる人とか、女性の場合は男の人の…、色々有るのでしょ。
祐兄達が地下アイドルの様な扱いを受けるとは思わないけど…。
でも、そう考えると始めから恋愛中のアイドルって、ファンが付きにくい反面、健全なのかな。」
「だろ、俺も絵美が一人だけでアイドル活動をするなら絶対に反対なんだ、どれだけ人気が出るにしてもね、まあ俺達はアイドルというカテゴリーには入らないとは思うが。」
「そうね、歌唱力がアイドルレベルじゃないものね、二人でアーティストとして上を目指すと紹介させて頂けば良いのかな。」
「ああ、まだまだ自分の歌唱力に満足してないから、そんな感じで頼むよ。
それより中間テストも近いが優香は時間のバランス、取れそうか?」
「うん、気を付けてる、祐兄みたいな結果は出せないけど、私にだってプライドは有る、仕事と学習を両立させるわ、祐兄がやってる様に時間を効率的に使い分ける方法を考えているのよ。
長時間の集中が苦手だから、まずは頭の切り替えを素早く出来る様に練習してるの。」
「頼もしいね、自分で考え自分で決める、優香も中二になって更に成長したね。」
「優秀な義姉が増えてしまって、私だけ取り残されたくないもの。
ナレーションだって上手にやって祐兄達を盛り立てるからね。」
「期待してるよ、ただね始めからうんと上手で無い方が良いんだ。」
「えっ、どうして?」
「優香がナレーターを続けて行く内に上手になって行く、それを視聴者の方にも楽しんで頂こうと思ってるのさ。
まずは中二の優香らしさを出してくれる事が一番なんだ。
上手さに気を取られ過ぎて面白みに欠けたらつまらないだろ、大人の真似をする必要はない、ナレーションを楽しんで欲しいかな。
番組制作の人も賛成して下さっているからね。」
「そっか、少し考え過ぎてたかも…、祐兄の妹は元気な中二なんだぞっ、て感じで良いのかな。」
「ああ、可愛くて元気な妹、そのままでね。」
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