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神沢祐樹-76 [高校生会議2-16]

「えっ、テレビ番組?」
「今、子どもの日のイベントを流してくれた局のディレクターが学校側と交渉に来てるんだよ。」
「どんな番組?」
「エンターテイメント、ドキュメンタリーを提案しておいた。
歌やダンスを入れながら、学校生活を紹介して行くという感じかな。
うちの高校は岩崎の移転に伴っての人口増に合わせ、学校改革を推し進めて来た歴史が有るだろ。それを紹介しながら、我が社の立ち上げや岩崎高校生会議を取り上げて貰う事になると思う。
テーマは色々有るから、三十分番組を毎週放送したいそうだ。
一回目の放送を会社設立に合わせる方向で調整に入ってくれてるよ。」
「えっと…、私も出演する事になったりするのかな?」
「一応、映りたく無い人を外して撮影、ノンフィクションではなく多少作るという事を視聴者に伝える方針なんだ。
メインキャストには出演料が支払われるが、それ以外は部活などへの援助という形に落ち着くと思う。
で、千恵は俺達の友達、秘書役として出演依頼が有ると思うがどうかな?」
「ちょっとドキドキね。」
「出来れば、緊張しすぎてこけるとか、馬鹿な失敗をしてくれると楽しくなると思うのだが。」
「え~、それは却下!」
「じゃあ、伊藤さんどう?」
「えっ、わわわわ私は…。」
「はは、無理は言わないよ、あっ、そうだな、君の作品を番組で使う方向で話しても良いかな?」
「は、はい…、それでしたら。」
「その番組で歌を紹介して行くのね。」
「ああ、折角だから商品として、CDを早めに出したいと考えているんだ。
テレビ局サイドも協力したいと話してくれてるからね。」
「こういうのって、出演料を頂いて宣伝もして貰えるって事なの?」
「うん、柿川発だが県全体で応援してくれる形にしたいそうだ。」
「ねえねえ、有名人とかが来たりもする?」
「それは無いと思う、必要ないだろ。」
「なんだ、少し残念ね…。」
「君が有名人になれば良いじゃないか。」
「はは、でもさ、学校側はすんなりオーケーするのかしら?」
「まあ、大丈夫だろう、それなりに根回しはしておいたからね。」
「えっ、いつの間に?」
「まあ、知り合いは多いんだよ。」
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