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神沢祐樹-64 [高校生会議2-15]

「絵美さんはこれから忙しくなりそうね。」
「はい、イベントや撮影が入ります。」
「心配は無い?」
「テレビ番組の撮影がどうなるのか少し…。」
「どんな感じなの?」
「まだお話を頂いたばかりですので具体的には決まっていません。
ただ、祐樹さまは私達の高校生生活をリアルにお伝えする中で、部活改革や学校改革について紹介させて頂けたらと考えておられます。
そこに、娯楽性を高める為、皆さんの恋愛事情を織り交ぜたりとか。
普通に部活をしている所を適当に撮影して貰うのなら、特別に時間を取られる事も無い、後は素敵なナレーターにお任せすれば良いのだそうです。」
「ふふ、祐兄らしい効率重視、その為に妹をこき使おうという魂胆なのね。
でも変に作られたドラマより良いかも。」
「そういう事なら岩崎高校生会議第十七支部が全面的にバックアップとなるだろうな。」
「学校側も全面協力でしょうね、先生方の中にも祐樹くんや絵美さんのファンは少なく無いですから、一応、立場上秘密らしいけど。」
「はは、何人か心当たりは有るぞ。」
「でも、番組制作の方々がどう考えるのかが問題よね。」
「担当の方は祐樹さまを、まずは県レベルのアイドルにと話されていました。
歌はアイドルソングでなくても、伝説を紹介して行けば話題になるそうです。」
「祐樹くんが児童合唱団の頃の映像は、柿川以外の人にも見て貰いたいわね。」
「お小さい頃の祐樹さまですか、先輩、その映像は私も見られませんか?」
「DVDなら有るけど。」
「お願いします。」
「うちに有るからあげるよ、親父が貸し出し用にと多めに買ったんだ。」
「お貸しした人が購入というパターンが多かったのよね、あのDVDは何本売れたのかしら。」
「制作した市民コーラスにとっては予定外の収入となって運営が楽になったそうよ。
別に祐樹くんのDVDという訳ではなかったのだけど、買った人のお目当てはね。」
「DVDやCDは何本も出されているのですか?」
「アマチュアだから多くはないし、変声期を過ぎてからは合唱団の一員として参加という形であまり目立って無かったの、絵美さん、これからはどうなの?」
「テレビ局の判断で子どもの日のイベントがDVDになるかも知れませんが、他はまだ何も。
祐樹さまはテナーとして未熟だとおっしゃられていまして。」
「高い所を目指しているのでしょうね。
歌の下手な人でも、アイドル名乗って歌ってるのが現状なのにな…。
絵美さんはどうなの?」
「私には広く売れる様な歌は無理です。」
「でも、祐兄と曲を作ったのでしょ?」
「あれはお遊びですから、イベントで子ども達に喜んで頂けると良いのですが…。」
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