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神沢祐樹-58 [高校生会議2-14]

「奥さま、お食事の用意が整いました。」
「はい、ご苦労様。
さあ、皆さん、食事の用意が出来た様ですので移動して下さいね。」

「奥さん、今日は無理なお願いを聞いて頂きまして有難う御座いました。」
「良いのよ、私としても事務所の幹部とは、早目に祐樹さんと顔合わせをして置きたかったのだから。」
「そうでしたか、それにしても立派なお屋敷ですね。」
「土地が安いからって、無駄に広い敷地に無駄に広い家を建ててしまったの、主人は敷地内に孫の家を建てればいいさ、なんて呑気な事を言ってるのよ。」
「それはまた、お気が早い。」
「私もそう思ってたのだけど、最近はそうでもないのかなって。」
「あっ、絵美さんの印象が東京にいた頃とは…、僅かの間に随分変わりましたね。
明るくなられて、一段と魅力的に。
やはり神沢社長の影響ですか?」
「そうでしょうね、初恋の相手にとても優しくして貰って、でも浮かれ過ぎてないのは祐樹さんの真面目さ故の事だと思います。」
「すでに公認の仲なのですね。」
「主人もぞっこんなのですよ、第一印象がとても良かったのですが、彼の評判は調べたのでしょ?」
「はい。」
「能力の高さは年齢に関係ないと思います。
始めて会った日に主人が婿にしたいな、と話したのですが、同感でしたもの。」
「先ほどご挨拶させて頂きましたが人柄の良さが伝わって来ました。
ネットの情報は過大評価だろうと思っていましたが、過小評価なのかも知れません。
資本金一億の意味が分かる気がします。」
「大人が起業となるとまず私利私欲が先に立つものでしょ。
でも彼は純粋なの、だから二千人のボランティア社員がすぐ集まるし、彼のバックアップを考えている人、応援してくれる人は、文字通り万といるのよ。
そんな人に認めて頂ける子に絵美が成長してくれた事が嬉しいわ、学校で少しトラブルも有ったでしょ。」
「真面目さ故の…、でしたね、環境を変えて正解、でもまだ先の事は分かりませんか…。」
「ええ、親としてはこのまま行って欲しいのだけど、例え上手く行かなかったとしても青春の一ページが輝いてくれるだけで良いと思ってるのよ。」
「アイドルだと男女交際はマイナス要素ですが、もう知れ渡っているのですよね。」
「大丈夫よ、少しぐらいマイナス要素が有っても、彼のファンは小学生から爺ちゃん婆ちゃんまで幅広いの、だから恋愛対象になる年齢層のファンが多少減っても、それ以上に増やして行けば良いのよ。」
「このままカップルとして売り出しても問題ない訳ですね。
もっとも、その部分は私どもが口出しする必要は無いかもしれませんが。
兎に角事務所としては契約関係で不利益を被らない様に、きっちり仕切れる体制を強化して行きます。」
「お願いね、社員の増強に関しては神沢社長のお考えに沿って行けば間違いないと思うわ。」
「分かりました。」
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