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神沢祐樹-52 [高校生会議2-14]

「…、という話を進めているのだが、優香、どうだ?」
「ナレーターか、難しそうね、お父さん、お手本になる様なの何かないかな?」
「無くは無いが、滑舌と話す速さに気を付けて優香らしさを出せば良いと思うぞ。
たまにやってる音読の発展と考えれば良いのじゃないか。」
「そうだよ、上手に読めるのだから、難しく考えない方が良いんだよ、楽しさを伝えて欲しいからね。」
「そっか、でも、祐兄のテレビ本格出演がこんなに早く決まるとはね。」
「はは、テレビ局としては早い者勝ちと判断したのだろうな。
客観的に見て面白いネタだろ、他局に取られる前に押さえて置きたかったのさ。」
「情報の流し方には気を付けた方が良いよね?」
「そうだな、こどもの日の夕方から、ローカル番組で流すそうだから、当日のイベント終了後ぐらいが良いのかな。
優香はスタッフとしてイベント会場への入場許可を貰ったから、テレビ局の人と打ち合わせて、情報発信を頼むよ。」
「祐兄のステージ、見られるの?」
「ああ、客席には座れないけどね。」
「やった~、ちゃんとお手伝いもするからね。」
「頼むな。」
「私達は見られないのか?」
「今から親父をスタッフには出来ないよ、子どもの為のステージで客席は満員、五六年生対象だから保護者も入場出来ないんだ。
まあ、テレビで見てよ、一分ぐらいは映ると思うから。」
「そうか…。」
「ただね、テレビ局は当初、使えそうなシーンを中心に一部だけの録画と考えてたのを、カメラを増やして全部録画する事になりそうなんだ。
内容が良ければ編集して放送とか、DVD発売なんて事も視野に入れてるそうで、どうやら、今日の練習風景を気に入って頂けたみたいなんだよ。」
「去年の映像は市民コーラスの素人が撮影したものだったが、充分楽しめた、今年は更にという事かな。」
「もちろんさ、歌のお兄さんだって一年で成長したからね、絵美もインパクトを与えてくれそうなんだ。」
「絵美さんか、どうだ仲良くやって行けそうか?」
「何となくだけど、これからずっと一緒な気がしてる、気がしてるだけで根拠はないし、お互いまだ良く知らない訳で、断言は出来ないけどね。」
「まあそんなもんだろう、ただ白川家の資産とか考えると、これから大変だと思うぞ、祐樹が真面目にやっていれば大丈夫だとは思うが。」
「うん、だから白川社長は資本金一億を自分に預け、経験のチャンス下さったのだと思うよ。
あっ、親父は会社のワークシート見てくれた?」
「ああ、専門外で良く分からない話も有るが、とても多くの人達が祐樹の考えに賛同し協力して下さっている事は分かる。
祐樹は大物になると言われた事が有るが、あながち間違っていなかったということなんだな。」
「はは、大物になれる様に頑張るよ。」
「大物社長、明日のご予定は?」
「絵美と会社の状況確認をしてから、イベントに向けての準備と中間テストの予想問題確認かな。」
「二人でか?」
「うん。」
「幸せか?」
「もちろん!」
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