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神沢祐樹-23 [高校生会議2-11]

「…、う~ん、そうね白川さんには男子の前で口にしてはいけない事を説明しておく必要が有るわね。」
「佐伯さん、宜しくお願いします、まだ祐樹さま以外の男性とはあまりお話ししていませんが。」
「でしょうね、祐樹くんが寄せ付けない様にしてるし、席が隣だからって休み時間は二人で話している事が多いしね。
祐樹くんと同じクラスに成れて喜んでいた人達は、諦めて二人を優しく見守る方向になって来てるわよ。」
「有難うね佐伯さん、君のお陰で静かに過ごせているよ。」
「早いとこ一人に絞ってくれたから女子としては落ち着くしか無いの、その分他の男子に目が行くから、男子も喜んでいると思うわ、白川さんは魅力的だけど、うちの男子は身の程をわきまえているみたい。」
「あの、それって、私が祐樹さまとお付き合いさせて頂いてると、皆さんが思ってみえるという事でしょうか?」
「ええ、でも嫌なら振っちゃえば良いのよ。」
「ま、まさか…、でもまだ校舎裏で告白されていないのですが。」
「えっ? ふふ、白川さん面白い、そうね祐樹くんにだけは何を話しても良いのよ、隠し事なしでね。」
「は、はい…。」
「さあ、部活頑張りましょ、こんにちは~、今日も宜しくお願いします。」

「こんにちは、良い所へ来たわ、祐樹くん、手伝ってくれない?」
「長谷先輩、録音機材の設置ですか?」
「ええ、なかなかの設備でしょ。」
「人数が多いと予算も多いという事ですか?」
「そうでもなくて、これにはスポンサーがついていてね…、ねえ接続おかしくない?」
「俺がやりますよ。」
「お願い、録音した練習中の曲を、遥香システム経由で部員が確認出来る様にするの。
全員が客観的に自分達の演奏を確認出来たら良いでしょ。」
「それなら、システムを通さなくても出来ませんか?」
「それだと、誰もが好きな時間にとは行かないでしょ。
今、実験しようとしているのは、月曜日に録音、火水と演奏を振り返りながら意見交換、木曜日にどれだけ進化出来るかみたいな感じなの、簡単ではないかもだけど、全体練習の時間を減らしつつ成果を上げる事が出来ないかなって。」
「意見交換と言うのは?」
「まず自分達で曲の完成度を上げる、先生に指導して頂くのはそれからね。」
「自主性、主体性重視という事ですか?」
「そうよ、受け身の部活では意味がないでしょ。」
「なるほど、それでスポンサーというのは?」
「高校生会議のサポートスタッフの方々が動いて下さったの、遥香システムを活用した合唱部進化の様子をテレビ取材の話も出てるわ。
練習にシステムを活用する事には、高校生と違って全体練習の時間を取りづらい社会人合唱団の方も興味を持たれていますからね。」
「はは、あの人達は飲み会の時間を確保したいだけかもしれませんよ。」
「ふふ、そうかもね、まずは、その飲み会で私達の歌声がどう進化して行くのか見る事が出来たら楽しいだろうって。」
「音だけでは残念ですね、長谷先輩の美貌は是非皆さんにお届けしたいものです。」
「祐樹くん、だめよ女心をくすぐっちゃ、もう生意気なんだから、でもテレビ取材の関係でカメラも入るのよ、白川さんと映ってね。」
「それは…、彼女の事務所と相談する必要が有るかも知れません。」
「あっ、優香ちゃん情報にモデル事務所の事が有ったわね、色々相談しないといけないのね。」
「ええ、社長令嬢という立場も考慮して上げて下さい。」
「分かったわ。」
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