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板垣千景-30 [高校生会議2-07]

「…、さて、来週から板垣さん中心に新企画をスタートさせる事になりました。」
「千景ちゃんメインだと私の出番は少なそうね。」
「どうですかね、且つては高校生ではなかったのですか?」
「もちろんよ! いきなりこんな私になった訳じゃないわよ!」
「ふふ、おねえさんがどんな高校生だったのかは追求しないでおきますね。
私達の新企画では、且つての高校生と今の高校生とで学校教育の問題点を探って行きたいと考えています。
髪を染める事を禁止している学校で、生まれながらに髪が黒くない生徒に対して黒く染める事を強要していたり、見直され始めているとはいえ体育祭で重大事故も起こってる組体操をする意味、教師の負担にもなっている部活動の問題など、学校の現場で人の心身に悪影響を及ぼしかねない事が行われている現状をしっかり検証して行きたいと考えています。
本当に必要ならば関係方面に働きかけて行く事も視野に入れてです。」
「そうよね、おかしな校則がまかり通ってるのは、石頭の年寄りが勘違いしてるからだわ。
千景ちゃんなら、お偉い人を動かして馬鹿げた事を無くしてくれそう、私も応援するわね。」
「有難う御座います、おねえさんは中高生の頃、疑問に感じる校則って有りましたか?」
「そうね、男子は丸刈りってのが嫌だったかしら、田舎の中学だったからか当たり前の様に、だけど少し離れた町の中学は長髪こそ禁止だったけど丸刈りではなかったのよ。
私はさ、色気づくのが人より少し早かったの、とても不満だったわ。
同じ中学生なのに町の子は丸刈りにしなくて良いなんて不公平でしかないでしょ。」
「そうですね、今でも学校ごとの判断に委ねられている部分が有って公立校でも一律では無いのです。
私立でも、単純な話ではなくて。」
「私立と一口に言ってもピンキリよね~。」
「はい、学校によって目的も違いますし。」
「目的か…。」
「進学校は文字通り有名大学への進学を目標に掲げていますが、取り敢えず高卒の資格を取得する事が目標の様な高校も存在します、でもどちらも必要な訳で義務教育終了後の進路としてそれぞれの学力に応じた高校が存在する訳です。」
「そんな事を千景ちゃんみたいな優秀な子が話してくれると嬉しいわ、卒業した学校で人の価値が決まる訳ではないでしょ。」
「もちろんです、来週からはそういった事も含めて取り組まさせて頂きますが、学校の抱える問題と一口に言っても幅広く単純な事では有りません、番組内だけではカバーしきれませんので番組サイトを強化して頂く事になりました。
皆さまからのご意見や情報をお寄せいただく体制が完成しましたら番組内でアナウンスさせて頂きますので、よろしくお願いします。
来週の企画第一弾は、校則を始め学校を取り巻く慣習を法律の観点から検証してみます。」
「学校内の約束事が日本の法律に反しているかもって事かしら。」
「はい、もしかしたらです。」
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