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板垣千景-26 [高校生会議2-07]

高三になって…。

「ねえねえ、今の状況は千景的にどうなの?」
「どうって?」
「私達が高三になって憂鬱な気分に浸っているこの時期にさ、大学が決まってるだけでなく、正式に就職した訳でしょ、部長待遇だからうちの父さんより給料が多いとか。
テレビでは人気者、しかも彼氏がいるって、私には想像出来ないわ。」
「ふふ、一つ一つに努力はしてるのよ。
給料の多さは責任の重さ、大学だって推薦して下さった方をがっかりさせられないというプレッシャー付き、他の推薦入試とは違うからね、まあ、誠が近くにいてくれるから安心だけど。」
「良いな~、でもさ、彼氏が部下でも有るのでしょ、彼に抵抗はないのかな?」
「どうかしら、でも社会では年下の上司の下で働いている人、少なくないのよ。
それとね、私はチームの顔ってだけで、私達の成果は個人でなくチームの成果なの。
私の裏方になる事を納得した上で働いて貰ってるし、彼は他の学生が経験出来ない事を経験している訳だからね。」
「そっか、彼は大学生だったわね。
千景は将来、政治家を目指すとかテレビタレントを目指すとか決まっているの?」
「それはこれからの状況次第ね、今はその辺りの可能性を想定して準備中ってとこかな。
もう自分だけの意思では決めにくい状況なの、党の戦略や岩崎王国の方針に沿う形になるわね。」
「それで良いの?」
「党の方針が私の考えから大きく外れてしまう様な事が有ったら変わるでしょうが、春休みに岩山総理とお会いして、正式に党の顧問になる話がまとまったのよ。
私が疑問に感じた事は党の役員に対して積極的に伝えて欲しいと言われたわ。
となれば党の為に働かないとね。」
「そうだった、ニュースを見てうちの父さんも驚いてた、でも若い世代の代表が千景なら安心だって、私もそう思うわ。」
「人任せだけではだめなのよ。」
「分かってるって、自分でも政治を考えて選挙に行くわよ、私だって千景が出てる番組は全部見て来たのよ。」
「そうなんだ有難う…、ねえ、この前の衣装はどうだった?」
「あれね、大人っぽくて似合ってたわよ、衣装も専属スタッフがついているのでしょ。」
「ええ、でも私の意見も取り入れて貰ってるの、初めて出演した頃は可愛い感じだったでしょ。
そこから少しずつ大人っぽさを出して、つまり私の成長をイメージして頂ける様にとね。」
「そう言われてみればそうね…、もう充分大人っぽくなったけど、これからはどうするの?」
「ただの着せ替え人形かな、プリンセス遥香ブランドの宣伝をしないといけないし。」
「それも仕事の一つな訳ね。」
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