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板垣千景-02 [高校生会議2-05]

私が初めて参加した岩崎高校生会議第十七支部、政治研究会のミーティングは、高一が中心、でも誠にいちゃんだけでなく高校の先輩も参加。
進行は三年生の先輩。

「今日は共産主義、社会主義について考えてみよう、君達はどれぐらい知ってるのかな?」
「何か自由が無さそうで怖い感じ。」
「うちの親は嫌ってた、考え方が片寄ってるって言ってたかな。」
「でも共産主義の考え方は悪くないと思うわ。」
「ふむ、板垣さんの考えは?」
「私も中学の自由研究で調べたぐらいで難しい事は分かりませんが、共産主義では財産の共有が前提です。
分かり易い例だと、日本では土地を個人や法人が私有しているけど、本当の共産主義ではそれを認めていない、土地はみんなの物。
だから、親から相続した土地など、財産を持っている人は生まれながらにしてお金持ち、逆に生まれながらにして貧乏という様な事がなく、貧富の差は生まれない。
社会主義の一つと言ってしまって良いのかな…。
社会主義は個人的な自由を少し制限する代わりに、より平等で公正な社会を考えている素晴らしい考え方なんです。
ただ、それを国の制度として実行してみたら色々な問題が出てしまいました。
人間の欲や能力の差、自分が楽をする為に誤魔化す人、リーダーになった人の資質、主義に賛同しない人の処遇。
その結果がソビエト社会主義共和国連邦の崩壊だったりします。」
「板垣さんは中学の自由研究でそれを?」
「はい。」
「その自由研究って見せて貰う事出来るのかな?」
「はい、父がみどりの風地域支部の資料に使うとかで、ウエブサイト上で閲覧出来る様にしました。」
「誠先輩、こんな子を連れて来るなら前もって教えて下さいよ~。」
「す、すまん、俺も知らなかったんだ…。
なあ、みんなは板垣さんの話しを聞いてどう思った?」
「何となく納得しました、主義としては悪くないと考えて押し進めたのだけど、その考えに沿って動こうとした人達に問題が有ったという事なのですね。
でも、日本の共産党はどう考えているのでしょう?」
「そうだね、それは…、板垣さんはどう思う?」
「共産主義の理想を追い求める人がいるから日本共産党は続いているのでしょうね、社会党は消えましたが…。
でも、矛盾を抱えています、共産主義と天皇制はどう考えても相いれません。
ならば日本国憲法の改正を訴えても良いのではないでしょうか。
今の憲法は彼等が大嫌いな筈のアメリカ主導で制定されたものですし。
さらに自衛隊が軍隊で無いとは小学生でも思っていません。
彼等にとっても矛盾を抱えたままの憲法を守るという、彼等の主張には無理が有ります。」
「九条は微妙な部分も有ると思うが。」
「どう改正するかです、自衛隊の役目を明確にするだけで、戦争しますと変えないでおく事は出来ませんか?」
「確かにそうだな…。」
「侵略戦争完全放棄ですが、今の九条を素直に受け止めたら、他国の領空侵犯に対応する軍事力すら保持出来ません。
憲法は国の基本法ですが改正しては行けないというものでは有りません。
諸外国で憲法改正は普通に行われている事なんです。」

その後、先輩達とは随分意見交換をした。
私は、小学六年生の時に憲法第九条と自衛隊の関係に疑問を感じて以来ずっと調べて来た。
中学三年間の夏休み自由研究はずっと政治関係。
まあ、得意分野だった事で、今日は少し話し過ぎてしまったのかもしれない。
でも、誠にいちゃんに子ども扱いされたくないという思いも有った…。
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