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久兼剛太-15 [高校生会議2-02]

俺達にとって憧れの存在である遥香さまは社長になり大学進学を決意し、良い刺激を与えてくれている。

「剛太、昨日のパジャマパーティーでね、将来は会社を経営したいって話になったの。」
「へ~、どんな会社?」
「まだ、育児をしながらでも経営出来るというくらいしか考えてない、でも子どもを沢山作れって良く言われるでしょ、それには安定収入が必要なのよね。」
「どんな子が生まれるか楽しみって早すぎるよな、俺達より絶対遥香さまの子どもに興味が有ると思わないか、天才少女が誰と結婚してどんな子が生まれるのか。」
「釣り合う人、いるのかしら?」
「でしょ、恋もままならないと思わない?
お忙しくて私達の事情をご存じないみたいだから、そのまま隠し通しているの、私が今どんなに幸せかなんて話しづらくてさ。」
「そっか、茜の優しさなのね、あそこまで綺麗で天才だとなると恋愛対象はかなり限られるでしょうからね。」
「うん、皆が憧れる人だけど、恋愛対象には君達ぐらいが最高レベルなのさ。」
「ふふ。」
「それで、会社の方は?」
「遥香さまは高校生社長に就任、岩崎雄太社長は大学で起業してみえるでしょ。
私達もチャレンジしてみたいのよ、具体的な事はこれからだけどね。」
「遥香さまみたいな飛び級は考えていないけど、今までの学習会で予習した結果、無理しなくても進学出来そうでしょ、一人では難しいけど私達が力を合わせれば出来そうな気がするの。」
「今から準備してどこまでやれるか分からない、充分な利益を上げられなかったら一旦就職しても良いし、剛太は別で大きい会社の社長を目指しても良いと思うわ。」
「そうだな…、やってみよう、小さな会社を体験的に始めて見る事に問題は無い。
むしろ高校生会議の場で積極的にアピールして行くべきだね。
まずは事業内容を検討してみてよ、俺は太一や先輩達と相談してみる。
焦る必要は無いというのが俺達の強み、資金力が乏しいのが弱みかな。」
「でも、始めの資本金は少ない方が責任が軽くて安心かもね。」
「うん…、ねえ、趣味で作っている物を販売するってどうかしら?
作るのが好きだけど完成品を持て余してると嘆くサポートスタッフがいたから可能性は有ると思うの。」
「調査してみて採算が取れるかどうかだね、どれだけ高品質の商品を生産する能力が有っても、売る力がないと充分な利益に繋がらないと聞いた事が有る。
良いシステムを構築出来れば行けると思うけど、問題は需要と供給かな。」
「趣味関連は財布の紐が緩む傾向が有ると聞いた事が有るわ、若干金銭感覚が甘くなるのかも。」
「う~ん、親父を見てると分かる気がする、まずは分担を決めて取り組んでみようか。」
「学習会の次はお仕事なのね、でも、何をするのも四人でなら楽しいわ。」
「ふふ、四人でなら何だって出来そう、高校生会議の仲間もいるしね。」
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