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久兼剛太-13 [高校生会議2-02]

俺の恋愛事情はすぐに広まってしまった。
中にはからかって来る先輩もいたが、真面目に受け止めてくれた人も多く、高校の先輩方だけでなくサポートスタッフの間でも、恋愛、結婚、出産といった事を話し合うきっかけになったそうだ。
姉さんは…。

「どうなの、三人のガールフレンドとは上手く行ってるの?」
「まあね、広く知れ渡ってしまったお陰で、告られる事が無くなった。」
「逆に三人から一人に絞り辛くなったのでしょ。」
「まあね、三人とも普通に好きだから、一人に絞ったら好きな女の子二人を傷つける事に成るだろ、そうならなかっただけでもラッキーかな。」
「彼女達は喧嘩しないの?」
「喧嘩しない子だから好きなのかも、四人で学習会したり、イベント後の夏休みは一緒に過ごす事が多かったけど、俺が仲間外れにされる事が有ったぐらいだよ。」
「そんなんじゃキスとか出来ないでしょ?」
「ま、まあ…、それなりに…。」
「誰と?」
「三人とも、というか、順番はジャンケンで決めたみたい、彼女達が真剣に一夫多妻を話し合った結果、それは妻同士が協力し合う事で成立するそうだよ。」
「法律が有るからあなた達が不幸にならなければ良いのだけど。」
「事実婚とか手は色々有るそうだ、子どもだって四人の親で協力すれば育児ノイローゼになりにくいとか、俺の遺伝子の可能性を広げられるとか、共同生活のメリットとか、真面目に考えているみたい。
まだ、高一だから、この先どうなるかは全く分からないけどね。」
「三人平等に、とか気を遣うでしょ?」
「俺がそういう事に気を遣っていたら、彼女達が楽しくなくなるって話してくれたよ。」
「はぁ~、そういう子達なのね…、でも、学校では色々言われないの?」
「茜が堂々としてるからね、もちろん皆違和感を覚えて色々言って来るのだけど、真面目な交際だと言い切っているよ、俺もね。」
「彼女達のご両親には?」
「学習会は四人の家を持ち回りで開いているからね。
今の状況は理解して頂けている様だったよ、すでに娘から色々聞かされていたみたい。」
「うちの父さんも知ってるの?」
「ああ、沢山の孫を期待しているそうだよ。」
「そっか、思ってたより問題は少ないのね、少し安心したわ。」
「で、姉さんの方はどうなの?」
「いまいちなのよね…、大学で頑張るわ。」
「少しはおしとやかにしなよ。」
「うん。」
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