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岩崎高校生会議-47 [高校生会議-21]

そして国連総会。
その前日、岩崎王国の王室メンバーが勢揃いした。
岩崎社長は、私が特別職『姫』に就任した後、貴族を増やすと共に少しずつ王族を増やした。
王族は勿論岩崎王国の発展に貢献した人達、私が姫になる前からプリンス、プリンセスと呼ばれていた人もいる。
彼等を岩崎王国の王子、姫として正式に認める事が遅れたのには大人達の事情があったそうだ。
兄や姉達は素敵な人ばかり、私の女神パワーを感じながらも普通の兄や姉として振る舞ってくれたのが素直に嬉しくて少し甘えた。

「普通の女の子が姫になってからの女神扱いなんて、結衣姉さまはおかしいと思いませんか?」
「遥香さまは姫までは演じてたのでしょ、でも女神は…、私だって女優の端くれ、姫さまを演じる事は出来るわ、でも女神さまは…、遥香さまに会ってしまったからもう絶対無理ね。
うふ、女神でも私の妹で良いのよね、ぎゅってしても良い?」
「はい…。」
姫になってから優しく抱きしめられた記憶はない、この時何かが変わった気がした…。
「お父さまから色々聞いてはいたけど…、もし天才として、女神として孤独を感じていたのなら…、遥香コーポレーション設立以来ずっと周りは部下ばかりでしょ?
もちろん信頼出来る人ばかりだと思うけど、王家の長女みたいな立場でも年齢的には末っ子。
何かあったら、絶対全力で守るからね。」
「里美姉さま、有難う御座います。」
「妹に一人ぐらい女神さまがいても良いよな、すごく女神を感じて気分が良いのだけど、遥香さま自身はどうなのかな?」
「譲治兄さま、自分では良く分からないのです、ただ…、今日は側近に加えてお兄さまお姉さま方に囲まれて、すごく落ち着いていると言うか私がパワーを頂いてる気がしています。
今なら空でも飛べそうな。」
「えっ、空を飛べるのか?」
「ふふ、冗談ですよ、奇跡みたいな事は何も起こせないのです。」
「いや、奇跡の連続だと思う、女神のパワーが無かったら、いくら優秀な人を集めているとはいえ、こんな短期間で、岩崎王国が世界へ拡大し、岩崎高校生会議のネットワークが国際社会に大きく貢献できる規模にまでになってないと断言出来る。
それだけに遥香さまの負担が大きかったりしないか心配していたんだ。」
「大丈夫です、本当に特別な事をしている訳では有りませんから。」
そこへ桜が…。
「遥香さま、岩崎社長ご夫妻が到着しました…、が…、は、遥香さま…、何時もと少し違います…。」
「えっ、桜、何が違うの?」
「女神さまオーラが何時も以上に暖かく強いです。」
「桜さんは何時も女神パワーを浴びているのね、そんなに違うの?」
「はい、部屋中が…、皆さんは感じませんか?」
「勿論感じているさ、でも普段からこうなのかと思ってたよ。」
「今まででも気心の知れた側近ばかりの時はオーラが強まる傾向を感じていましたが…、すぐ社長夫妻をお通しします。」
桜は速足で社長夫妻を迎えに行った。
お父さまとお母さまは実の両親同様大好きだ。
桜は二人に加え別室にいた側近達も連れて来た。
普段の私は極めて冷静なのだが…。
「お母さま…。」
「どうしたの、遥香?」
「ふふ、何か甘えたくなっちゃったの。」
「どうなったの遥香さまがお母さまに抱き着いたと思ったら…。」
「これが女神さまパワーなの…。」

こうして私の女神パワーはそのレベルを上げる事となった…。
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