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岩崎高校生会議-44 [高校生会議-21]

岩崎高校生会議で検討を進めている事の一つに教育制度改革が有る。
難しい問題で、すでに色々な討論がなされてきたのだが教育制度に正解は無いのかもしれない。
私からは、何のため、誰のための教育なのか考えて下さい、とだけメッセージを発して有る。
遺伝的要因、環境的要因によって人の能力は同じではない。
単に暗記能力、論理的判断能力だけでなく、学習に向き合える能力にも差が有ると中学時代に同級生の学習を手伝っていて感じた。
公立の小中学校では能力的に大きく差の有る児童生徒が同じ教室で同じ授業を受けている。
能力の高い子にとっては無駄が多く、低い子にとっては苦痛が多いかもしれない。
システム上の討論でも、分野毎に様々な問題点の指摘がなされている、愚痴に近いものもあるが。
そんな中からかなり実験的な取り組みを進めている。
思い切った事が出来るのも、特別法案を通せる環境有っての事だ。

「忍、岩崎学園で単位制度を試験的に始めて、そろそろ効果とか問題点とか見えて来てない?」
「力が有れば年齢に関係なくレベルの高い学習内容に進む、学齢に関係ない授業クラス編成、さすがに、始めの内は戸惑いが、特に上の学年の子には強かったそうです。
ただ個々に取得単位目標を設定していますから、年下の子に抜かされても、自分の目標をクリアして行けば良いのだと納得して学習に取り組める様になり落ち着いてきたそうで、教師陣が心配したほどでは無かったと聞いています。
遥香さまが社長になられた時、部下が全員年上だったという事実を子ども達も認識しているそうですし、基礎計算が出来ない子に数学を教える無駄、それを省く事の意味も理解された様です。」
「ストレスを感じない学習環境は実現出来そうかしら?」
「まだ試行錯誤の最中です、単一学齢の教室を崩壊させたメリット、デメリットは長期に渡る追跡調査の結果を見ないと判断出来ない…、いえ、個別の事情が有りますから結論は出ないかも知れません。
ただ、社会へ出ればうんと年上の人とも付き合わざるを得ない訳です、年齢差の有る環境で学ぶ事は悪く無いと思います。
子ども達がどんな人間関係を築いて行くかを見守って行くのが教師の役目だと、報告の中で担当教師が記していました。」
「そうなのよね、私も子どもの頃は学習より、人間関係の方が難しいと感じていたわ。」
「そうでしたか…。」
「私の近くで給食を食べたいという子が多くてね、片寄らない様に気を使ったのよ。
姫になってからは、変に気を使っては姫らしくないと、気を使わない様にしてたけど。」
「結局、気にはされていたのですね。」
「まあね。」
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