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岩崎高校生会議-24 [高校生会議-19]

復興チームはすぐさま株式会社を立ち上げた、と言っても現地支社をそのまま岩崎の新会社として独立させたに過ぎない。
これから株式を発行していくが寄付に近い、一番被害の大きかったエリアの復興資金に投資の形で充てる。
他地区は岩崎の支社が分担して復興に協力。
敢えて株式による資金集めという形にしたのは、寄付に甘えるのではなく、例え少額で有っても株主に配当を出せるところまで再建して行くという目標の提示だ。
自立心や主体性を復興に携わる人達に持って頂こうと考え提案した。
私は新会社の会長となり復興のシンボルとしての役目を果たすつもりだ。

「遥香さま、新社長は、震災救援活動で皆の先頭に立ちリーダーシップを発揮しれくれた現地人社員に決まりました。
非常時にこそ、人の資質が表に出るとは、支社長の弁です。」
「判断力が問われるものね、一度テレビ電話でお話ししたいわ。」
「すぐに手配しましょうか?」
「いえ、お忙しいでしょうから、少し落ち着いてからにしましょう。」
「あっ、そうですね…、ですが…、社長に余裕の無い企業は伸びません、余裕が出来たら遥香さまとの対談をセッティングさせて頂くと伝えましょう、必死になって余裕を作ると思いませんか?」
「ふふ、何か矛盾を感じるわね、でも良いわ、それで行きましょう。」
「先日、提示した、遥香さまの被災地ご訪問に関して、岩崎高校生会議復興チームは一年後を目標として計画を立て始めました。」
「ではその頃を目途に近隣諸国も含めての歴訪を計画しましょうか。」
「計画通りに進むかどうかは不透明ですが…。」
「進行状況に応じて、ヘリで現地入りして一時間で首都へ戻るのか、被災地に一週間滞在するか変わる、でも一年後に行く事を決定しておいて構わないでしょ。」
「分かりました、復興チームにもその様に伝え、スケジュールを組ませて頂きます。」
「世界各国の高校生会議支部が協力してくれているのでしょ、何とかなるわよ。」
「ですね、現地スタッフが現況調査のデータを入力すると、パリのスタッフがそれを整理し地図で確認出来る様に。
そのデータや写真から農業に関するアドバイスを数カ国のスタッフが相談し、農機を送る事を検討中。
現地の軍隊が瓦礫の除去まで担当してくれる事になったのは、地震をきっかけに被災国とその周辺国の政府高官、軍の上層部が意見交換できる場を作った事が大きいです。
全員岩崎高校生会議のメンバー、元々は遥香姫親衛隊として岩崎王国の国民になったという大臣や軍のトップも参加して下さって、被災国の軍隊が瓦礫の除去に力を注いでいるからと言って、隙をついて攻撃するなんて有り得ない、万が一他国の攻撃を受ける様なら周辺諸国が力を合わせて守る。
自分達の国に何か有っても、ボーダーレス教団の女神、プリンセス遥香が救いの手を差し伸べて下さるだろうと、皆さん国境を越えて協力し合うという教義のままに…、すっかり信者ですよ。」
「各国が友好条約を見直し、二国間や多国間の条約を見直すのなら、私の城に集まるのも有りと提案してみましょうか。」
「そうですね…、世界中の高校生会議へ発信してみましょう、どの程度の反応が有るか見たいです、ボーダーレス教の最大の目標は世界平和ですから。」
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