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展開-10 [高校生会議-16]

車椅子のアマンダをチーム遥香に迎え入れたのは戦略的な狙いも有る。
それを理解出来ない人物ではないと皆が判断しての昇格。
彼女との会話は英語にスペイン語が加わった…。

「アマンダ、少しは慣れた?」
「はい、でも岩崎王国を知れば知るほど、そのスケールの大きさに圧倒されています。」
「ふふ、まだ大きくなるわよ。」
「拡大して行く王国で、私の役目は車椅子生活でも王国の利益に貢献出来ると示す事ですね。」
「ええ、その為に、知性溢れる美人のあなたには、岩崎王国象徴の一人になって欲しいと考えているわ。」
「そんな、象徴だなんて…、あっ、ハンデを持つ人の代表みたいな事ですか?」
「そうよ、能力の高い人でないとチーム遥香の一員には迎えられない、更に魅力的でないと象徴には出来ない、決して楽な役回りではないのでお願い出来る人は限られるのよ。」
「責任重大ですね。」
「その代わり、自分が動き易くなるようチームを組んで支えて貰えば良いわ。
それでね、これからバーチャル貴族社会を形成して行く事にしたの、貴族の夫婦は必ずリアル夫婦で王国に大きな貢献をしてくれた人。
でも、親子関係は血縁関係のない人と組む。
貴族の実子は、優秀であれば他の貴族の子には成れても、実の親の子どもには成れない、血統によらないので能力が高ければ誰しもが貴族階級になれるシステムなの。
アマンダは気の合った貴族夫妻の娘として活動してね。
王国内では何をしても良いわ、自身のスキルを活かし王国に貢献してくれればね、ただ、その姿は、貴族の一員として、映像や写真で世界に発信される。
障害者雇用のシンボルとなっても良いし、一般企業のシンボルになっても構わないわ。
貴族の一員として王国の発展に貢献してね。」
「貴族の人数は少なく無いという事ですか。」
「ええ、むやみやたらと増やしたくはないのだけれど、例えば、新工場完成のお祝いとかに、国王の代理として挨拶する人が居てくれたら、王国の絆が深まると思っているの、だからそれなりの人数が必要になるのよ。
サポート体制は…、桜達に頼んでも良いし、自分で構築しても良いわよ。」
「手伝って貰いながら、自分で構築する練習をしてみます。」
「焦らなくて良いからじっくりね、えっと…、アマンダは岩崎高校生会議について理解出来てる?」
「はい、私もサポートスタッフの一員になりました。」
「それなら、しばらくは高校生会議に力を注いでくれる?」
「分かりました、私自身のトレーニングにもなると思います。
岩崎王国内でも重要な組織ですので頑張ります。」
「お願いね。」
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