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みどりの風-17 [高校生会議-12]

翌日は外務省への訪問、官僚の方々はきっちり準備して下さっていた。
カメラを回す前…。

「遥香さま、本日はお越し下さいまして有難う御座います、省内でも遥香さまの話題で持ち切り、遥香さまの外交に関する発言は的確で嬉しいです。」
「私は外交に関して素人に過ぎません、それでもキサワイ王国からのお話しをきっかけに、日本の外交をお手伝いさせて頂けたらと考えております、今日はリアルな外交を教えて頂けたらと思っております。」
「日本の国益という点では、すでに遥香さまと岩崎王国は多大なる貢献をして下さっています。
今後も…、法的に制約の多い皇室とは違う形で岩崎王家の方が動いて下されば、多くの国家と良好な関係が築けると判断しております、よろしくお願いします。
外務省としてお手伝いさせて頂ける範囲には制限が有りますが…、色々察して頂けると嬉しいです。」
「はい、岩崎王国は隠し事なく違法性なく事を進めさせて頂きます。」
「他の国からも問い合わせが来ているそうですが、どの様な状況ですか?」
「岩崎王国を利用したいという政治家が動き始めた様で各国の支社に幾つか問い合わせが来ています、こちらとしては様子見で、各支社長には相手の意図を見極める様、岩崎の本部から指示が出ています。」
「そちらに関してもお互い差し障りの無い範囲で情報交換を進めたいです。」
「分かりました、担当者と連絡を取り合える様にさせて頂きます。」
「お願いします、では、外務省の役割を紹介させて頂く番組撮影の準備は出来ておりますが…、少し休憩されますか?」
「いえ、当初組んだ予定が、どうしても遅れ気味ですので時間通りでお願いします。」
「はい、では…。」

外務省での撮影は事前の準備がしっかりしてあり順調に進んだ。
キサワイ王国との交渉過程を紹介する中で、外務省の役割を紹介、それを岩崎王国の外交に活かして行くという流れで番組を完成させる予定。
岩崎王国外交担当大臣とその部下という形で、次回国政選挙立候補予定者を登場させたのは、まだ衆議院解散の話が出てない段階で事前運動には当たらないと判断しての事。
みどりの風の名前は一切出していないが、この番組を録画した物は選挙戦で活かされると思う。
党名を出さなかったのは一つの戦略、今の時点で党名をアピールし過ぎるのはマイナスになりかねないと判断したからだ。
必死になって党の宣伝をしているとは思われるより、姫として優雅に党首を務めているというイメージを大切にしたい。
私は衆議院の解散が確定した段階で党首の座を降り、党の役職から離れる予定。
選挙に出馬する訳ではないが、今の内に党首遥香を印象付けて置けば自然な形での選挙応援が可能だと判断している。
例えばCDやDVDをタイミング良く発売するだけでも効果は有る。
大学の学習では公職選挙法を学んでいるが、こう言った法律がややこしくなってしまうのは、立法府の立場で不正をする輩がいたからだろう。
人気投票で当選した議員にとって法律のすべてを把握するのは難しいと思う、優秀な参謀がいればクリア出来るだろうが。
みどりの風では、組織だって議員を支援するシステムを構築している。
だが、それは資金力が有ってこそ可能な事、政治と金の問題は充分な資金力によってしか解決出来ないのかもしれないと思い始めている。
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