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プロローグ-03 [高校生会議-01]

その日の夕食時。
「お父さん、岩崎高校生会議のスタッフになろうと思うの。」
「そうか、部活関連は上手く収まりそうなのか?」
「色々迷ってたけど、今日スタッフから勧誘されてね、本人は参加者にと考えてたみたいだけど、高校生会議のスタッフならコーチ達も大人しくなってくれないかと思ってさ。」
「はは、昨日もお嬢さんを嫁に下さいというぐらいの勢いで、バスケ部のコーチが私に協力を求めて来たがな。」
「あはは…。」
「どんな人に勧誘されたのだ?」
「隣のクラスの久兼くん、私の同級生が推薦したとかでね。」
「う~ん、その辺りのシステムは良く分からないが、久兼さんなら会議でお会いした事が有る。
この辺りではうちと同じで同姓はいないと話してみえたから間違いないだろう、息子さんはどんな感じだった?」
「真面目そうなイケメンかな、お姉さんもスタッフをやってるそうだけど。」
「ふむ、で、今日の初デートはどこで?」
「デートじゃないわよ、茜も一緒に三人で学校近くのファミレス、奢ってくれるって言ってくれたけど自分のカードで払ったわ。」
「そうか…、久兼さんは社長候補だから奢って貰っても大丈夫だぞ。
それより、あそこのファミレス、私は行った事がないが問題はなかったか?」
「御免なさい、今日はあまり気にしてなかった…、でもね高校男子生徒向け、女子生徒向けメニューなんて企画は良いと思ったわ、茜は男子生徒向けの大盛メニューを頼んでたけど。
夕方は高校生の利用多いから売り上げに繋がると思うわ。」
「成程、立地を考えてる訳だな、有難う、高校生の声として公表しておくよ。
それで、スタッフになるのなら、プリカの入金額増やした方が良いか?」
「まだ大丈夫よ、久兼くんの話だとサポートスタッフが奢ってくれてプリカを使う機会は少ないってさ。」
「まあそうだろう、若い奴らは岩崎高校生会議の場を出会いの場と考えてるからな。
遥香が高校に入学してから、若い男性社員の私に対する態度が随分変わったんだぞ、やたら気を使われる様になってな、お前に彼氏が出来るまでかもしれないが。」
「う~ん、沢山写真を撮られた気がする裏には、そんな事が…。」
「プリカの使い勝手はどうだ? 最近現金は使ったか?
「問題ないわ、現金は全く使わないで済ませてる。
使えるお店は岩崎関連だから売り上げに貢献してるという安心感もあるし、欲しい物は何でも買える。
クラスの男子が落とした時は拾った人が不正使用を試みたみたいだけど、勿論アウト、システムを知ってたら試さないと思うけどね、岩崎関連以外の人にも随分広がってるみたいね。」
「ああ、現金でお小遣いを渡すより、親が管理し易いシステムになってるからな。
無駄遣いさせないだけでなく、本人も自分が何に幾ら使ってるのか把握する事によって、お金について考える機会になってる。
このシステム構築のスタートもその後のシステムアップも岩崎高校生会議の初期メンバーが大きく係わっているんだぞ。」
「さらに発展させて行くのは私達の役目なのね。」
「そういう事だ。」
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