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142-続編 [岩崎雄太-15]

雄太がゴーサインを出した事によりドラマの続編制作へ向けて大きく動き始めた。

「譲治、ドラマの続編が動き出したと聞いたけどどんな感じなの?」
「時間は掛かりそうだよ、まだ公表できない話も進み始めてね、そうだなゲストでイケメン俳優にも参加して貰うから、史枝との絡みも用意しようか?」
「遠慮しとくわ、譲治や葵さんのお陰で正平と真正面から向き合える様になったところだし、ドラマの内容がそのまま私達の現実だなんて、当事者としては複雑な心境だったから。」
「御免な、晒し者にしてしまって。」
「良いのよ自分で受けた事だもの、お陰で色々吹っ切れたし、正平も今まで以上に優しくしてくれてる、ドラマが続いたらどこかで婚約とか結婚とかの場面を入れたいかも。」
「良いね、ドラマチックな出来事はそうそうは起こらないからな、二人が決断したら俺としても祝福したい。」
「ゲストが加わるとなると、その設定はどうするの?」
「CM撮影で出会うという形を考えているが、色々進行中でややこしくなって来たから、自然な出会いとは出来なくなりそう…、後はみんな次第かな。」
「ふふ、大変そうね。」
「ベースのノンフィクション風は変えないで進めようと話し合ってるが、部外者が加わるからな、でも違った視点で物語を進められないかとも考えている。
案としては俳優さんだけ台本を用意して、周りは全員アドリブというかドキュメントを撮影してる感覚というか、もちろん、きっちりした台本は用意できないから俳優さんのアドリブも有りだし、話の進展に合わせて、撮影中に細かい台本を書くとか。」
「かなり大変そうだけど。」
「今までになかった手法を色々試してみたいと思っているんだ。
まあ、大きな話の流れを全員が掴んでいれば大丈夫じゃないかな。」
「ドラマのテーマは?」
「次回は、葵さんメインの事件を展開しながら、施設での暮らしぶりを紹介となるかな。
その後は、毎回中心人物を交代してエピソードを展開しつつ、お父さまのこれまでの軌跡を追って行く事も考えている。」
「毎回ゲストが変わるの?」
「始めの内は二人が交代という形にしたいと考えている、登場人物を増やし過ぎると分かりにくくなるからね。」
「そっか、やはり女優さんと男優さんなの?」
「ああ、CMの都合もあるし。」
「人選は?」
「忙しすぎず暇過ぎない、年齢は俺達に近い人という条件で探して貰ってる。
仲間内にいないタイプの人、出来れば役者として力の有る人で、みんなに演技のアドバイスをしてくれると嬉しいとは伝えた。」
「そうね、私はセリフがないから、演技しようと思う時は全身の微妙な動きまで気を使い易いけど、セリフが有ると大変だと思うわ。」
「まあ、セリフは短く、ナレーション多目で胡麻化して来たけどな。」
「ふふ、これからは誤魔化しが効かなくなっていくのね、第二話は何時頃放送の予定なの?」
「CMとの絡みが有るから半年ぐらい先かな。」
「そんなに先なの…。」
「でも番組の枠は月一で確保して有って、しばらくは舞台での芝居を放送したり、正平の歌や俺達の紹介とか、二話の放送が近づいたら一話の再放送も有りだね。」
「そうか、月一でも何かが続いていれば…、後は飽きられない事ね。」
「その為のゲストだよ、ゲスト効果が弱かったら考えなくちゃいけないけど、今はチケットオークションも好調だからね、好調ですと報じて貰える内は大丈夫だと思う。」
「千人規模のホールが中心だけど地方都市をじっくり回ってる内にチケット価格がどんどん上がってるって感じよね。
一度来て下さった方が、公演会場が遠くなる前にもう一度と来て下さってるみたいだ。
平日昼間の公演でも常に満席なのは、お金にも時間にも余裕の有る層をターゲットにした成果、Family IWASAKIの商品もグッズも順調に売り上げを伸ばしているから、商品開発チームを増やす方向で、製造拠点も増やす方向で進めているわ。」
「問題はドラマやCMの撮影と公演のバランスだな、色々な調整が…、聡志はスタッフの教育が追いつかないとこぼしていたよ。」
「分かったわ、里美姉さんと相談しておく、う~ん、姉さんの後輩なら即戦力になって貰えるかも、スタッフが慣れるまでの繋ぎでも良いでしょ。」
「大学生か、それは色々な意味で面白くなるかもしれないな。」
「ふふ、色々ね…。」
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