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135-女子会 [岩崎雄太-14]

テレビで岩崎ファミリーの出演するCMが流れ始めてしばらくした頃。

「例の週刊誌の記者、薬物関係でトラブル起こして捕まったんだって。」
「譲治兄さまの推測が当たってたんだ、でも編集者とか気付かなかったのかしらね。」
「普段から、いい加減な記事が多かったのでしょ、とても下品な。」
「今回の一件で、その週刊誌は廃刊になりそうよ、うちとは関係ない企業も広告をやめたし不買運動も盛り上がったからね、逆にあの出版社の他の雑誌では岩崎ファミリーやFamily IWASAKIの特集記事を組んでみたり、おねだり企画へ多額の寄付、そうでもしないと生き残れそうになかったけど、記者の逮捕をきっかけに何とかなりそうって情報番組で取り上げられてたわよ。」
「出版業界って大変だと聞いてたけど大丈夫かしらね。」
「あんな記事書かれても、同情するの?」
「犯人が逮捕されたのなら、他の人は関係ないでしょ。」
「会社の体質にも問題が有ったと見直してるそうで、場合によっては里美姉さんの後輩が立て直しに参加するかもってさ。」
「そっか、丸く収まってくれれば、それが一番なのかな。」
「それよりさ、譲治兄さまにテレビ出演の依頼がまた来たのでしょ?」
「単独?」
「史枝姉さんは美沙も出演の方向だと話してた。」
「美沙は良いよなぁ~、早々と妹キャラを確立して譲治兄さまと一番近い存在になって、うまく立ち回ってるよね、う~ん、血は繋がってませんから結婚出来るんです~、何て堂々と話してるし。」
「でも、彼女の度胸には私等、到底太刀打ちできないでしょ、明るくて可愛いし、両親の顔を知らない様な子に見えないわ。」
「虐待されてた過去がないだけましなのかもよ、はは、私は心が歪んでるから…。」
「あなたは大して歪んでないわよ、施設で一緒だった子はひどかったわ。」
「私のとこにもいた、でさ美沙を見習おうよって紗友里姉さんに言われたのよ、紗友里姉さんなんて、めっちゃ譲治兄さまの事が好きで美沙に嫉妬してるだろうに…。」
「争い事はみんな嫌だからね、でも美沙だってね、近くで見てる人は、そう紗友里姉さんも気付いてるのじゃないかな、たまにメチャ悲しそうな顔してるのよ、そんな日の舞台は何時も以上に甘えん坊モードなんだけど紗友里姉さん達、譲治兄さま取り巻きメンバーも優しくしてて…。」
「恋敵を演じてるのに、互いに尊重してるから、どろどろした雰囲気にならないのか…。」
「一夫多妻が認められていたら、丸く収まるのにね。」
「そうなったら、余った男子が可哀そうじゃん。」
「譲治兄さまは、大好きなお兄さまで有って私のアイドル、彼氏には無理とは分かってるけど、お兄さまに彼女がいないままというのも微妙なのよね、お幸せになって欲しいわ。」
「ねえ、恵子姉さんと怪しくない? 一緒にいる事多いでしょ。」
「それは、恵子姉さんが最近合流して不慣れだからじゃないのかしら?」
「そうよ、お似合いは紗友里姉さんじゃないの?」
「美沙は妹としてしか見てない気がするけど…、意外と里美姉さんの線、有りじゃない?
里美姉さんは何時も譲治兄さまの意見を尊重してるし。」
「年上か、でもルックス的にも身長的にもお似合いかもね。」
「美男美女は夢が有りそうで無いのよね、恰好良い男の人がそれ程でもない人と結婚すると、私もって夢が膨らむでしょ。」
「問題は中身よ、でも私等兄弟での結婚を前提にしてない?」
「はは、兄弟なら似た様な境遇という安心感が有るからかな。」
「あっ、お茶のお代わり、どう?」
「私、お菓子、取って来るね。」
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