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58-みどりの風 [岩崎雄太-06]

政治団体みどりの風がスタート準備に入ったのは谷川と小栗が企業や商店のグループ作りを始めた頃だ。

「谷川君、政治団体みどりの風と、もっと連携を強めなくて良いのかな。」
「我々が協力して行こうと呼びかけている企業の人達がみどりの風を受け入れて下さるかどうか掴み切れていません。
ここまでの準備段階では廃村復活サポートチームが頑張ってくれているのですが、反応は予想以上に悪いみたいです、小栗さんは秋山さん達と話されて如何でしたか?」
「私は、秋山史枝と七人の侍を応援するよ、何といっても廃村復活サポートチームの若者が応援してしている事が大きい。
八人で市長一人分の仕事をすると話していたが、顔の役目と言いながら、秋山女史はすべての分野のポイントを押さえていると感じた、もちろん加藤さん達の支え合っての事だろうが今の市長より何倍も良い、お綺麗だしな。
確かに、有権者には、まだサポート役の株式会社岩崎や岩崎学園大学がこの地で展開している事の意味を理解出来てない人も少なくないだろうし、よそ者と感じている奴もいるだろう。
だが、それは乗り越えられると思う、いや乗り越えさせるよ。」
「分かりました、それでは一気に動きましょう。
来週開かれる、みどりの風設立会見の模様はテレビニュースでも取り上げて貰う手筈になっています。
地元を舞台にした映画やドラマに出演した俳優が応援に来てくれますし、岩崎理事も。
その後は土日中心に市内各所で集会を企画しています、廃村復活サポートチームのメンバーはお祭り好きが多いですしイベントは手慣れたものだそうで。
そこに、作り始めた企業商店連合からも参加して貰う方向で話を進めてみます。
支持政党の有る方々から大きな反発が予想されますが、この町を活気有るものにして行こうと話して、地域の行政は地域の力でと訴えてみます、反論が有るなら集会でという呼びかけも良いですよね。」
「分かった、私もその方向で動くよ、しかし面積だけは広いこの市で過疎地までは伝わらない、票数としては少なくても無視はしたくないと思うが。」
「そこはスーパーの移動販売部門が動いてくれます、利益率が低いのに住民の為に続けている事ですから、岩崎理事に感謝している人も多いと聞いています。
それと他の市長候補と違って八人で分担すれば、市内全域を回る事もさほど大変ではないでしょう。
もっとも秋山さんと他の七人では住民の反応は大きく違いそうですが。」
「今は政治団体を立ち上げました、よろしくお願いします、という形なんだよな。」
「ええ、公職選挙法は色々ややこしいので、選挙までに、やってはいけない事とやっても良い事の一覧を分かり易くまとめます。
この機会に、政治団体みどりの風、廃村復活サポートチーム、まだ名もない企業商店連合、そして岩崎学園大学の学生が一つにまとまれる組織を考えたいですね、もちろん有志の集まりですが。」
「そうだな今なら作れるかもしれない、目標は明確に有る、具体的な構想は?」
「各方面から代表を出して決めて貰いましょう、選挙までには形にしたいです、発案者は小栗さんという事でお願い出来ますか。」
「はは、名を貸すよ、私の名では軽いが、それぐらいが調度良いかもしれない。」
「お願いします。」
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