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41-大学 [岩崎雄太-05]

岩崎学園は幼稚園から高校まで岩崎村で小規模に運営されている。
大学は雄太が第三の拠点、最大の拠点と位置付ける地方都市でスタートした。

「地方都市の小さな私立大学が設立から間が無いのに超難関校になるとはテレビ番組の影響は大きいよな。」
「ああ、超実践的なカリキュラムは大学の名より質を考える高校生の心を射抜いたな、学生時代に起業した岩崎雄太の発想はすごいよ。」
「学生の実習の為に店を買収したり、優秀な学生を大学の理事として大学経営に係わらせたり、経済的に恵まれてない学生には成績に応じた奨学金、給付型だから必死に結果を出そうとする事によって学生のレベルがさらに上がっていると聞いた、バイトも関連企業がスキルアップを考えながら使ってくれる。」
「会社のマーケティング実習で成果を出してる学生もいるのだろ、卒業生がこの地の活性化に力を貸してくれる事を期待してます、なんて学長が話してたけどすでに貢献してるよな。」
「お前、どうする?」
「ダメもとで受けてみるよ、もう少し募集定員を増やしてくれたなら…。」
「先輩の映画やドラマにあこがれて受験して来る人も多いみたいだ、合格できれば親への負担も少なくて済むのに。」
「元々は地元の若者が大都市の大学を目指さなくても地元で学ぶ意味合いも有ると番組では紹介してたよな。」
「地元枠とか有れば良いのに。」
「お願いしてみようか、俺達の受験に間に合うか微妙だけど。」

数日後。

「岩崎さん、高校生から大学の枠を広げて欲しいとか、地元学生の枠を作って欲しいとの要望が来てますが。」
「学生の質は落としたくないが、推薦枠は学校に割り当てれば良いのかな、地元の有名県立高校なら四十人ぐらいでも構わないと思うが。」
「調べてみます。」
「将来的には総合大学を目指している訳だから学部の新設を早めるか、経営、経済の次は…、要望を寄せてくれた高校生とは連絡取れますか?」
「はい。」
「では、募集定員を増やす予定が有る事を伝え、他にどんな学部が有ったら良いか学校の子にアンケートを取って貰えないか相談して下さい。
地元の高校生でそんな要望出して来るなら県立高校の生徒でしょう、念の為確認してからお願いします。」
「分かりました。」
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