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夏に向けて-04 [飯山美里-04]

娘のチーフマネージャー田川さんは以前うちに来てくれた事も有り娘とも顔見知りです。

「ねえ、美里ちゃん、将来何になりたいとかあるの?」
「まだ、特にないです、ここに越して来てから色々な人に会う様になって、色んな仕事が有るんだなって感じてますけど。」
「そっか、じゃあさ司会とかの勉強してみない?」
「司会ですか?」
「ええ、アナウンサーとかそのまま能力が生きる仕事も有るけど、そうでなくても司会が出来ると色々な場面で活躍できるのよ。
夏のイベントでも司会の手伝いをしてみて欲しいし、簡単ではないけど今なら下手でも全然問題ないからね、でも今からトレーニングすれば高校生ぐらいにはかなりのレベルになると思うのよ。」
「でもどうやって練習するのですか?」
「ネットを利用してね、一つの実験的取り組みでも有るけど、ここで暮らしながら基礎から練習というシステムを考えてる人がいるの。
田舎暮らしの人がこういった勉強をしようと思うと、まず都会に出てとなるじゃない。
でも田舎に住んでいても学習出来る…、まあネットの回線に問題が有る場合は何ともならないけど、そんなシステムが有ったら田舎暮らしの人の可能性が広がると思わない?」
「そうですね、考えたことなかったですけど。」
「まあ、通信教育の可能性を探るって事ね、トレーニングはマイペースで構わないけどやってみない?」
「う~ん、父さんどうかな?」
「美里次第だけど、やってみたいと思ったら、ぜひ挑戦して欲しい、田川さんの言われる通り司会進行が出来ると色々役に立つと思うよ。」
「でも通信教育って高いのでしょ?」
「そんな心配は要りませんよ、こちらがお願いしてる事なんだから、ただもし良かったらなんだけど、テレビに出てくれると嬉しいけど。」
「えっ、私そんな…。」
「ここの宣伝をしたい訳、それでね情報番組に定期的に出て、今の天気を伝えたりこんなことが有ります、有りました、なんて事を小学六年生らしく話して欲しいの。」
「トレーニングして、すぐ本番ってことですか?」
「ええ、最初は下手な方が良いかな、そこから美里ちゃんがだんだん上達して行く姿を見てる人達が楽しむ、さらに可愛い女の子が美人のお姉さんに育って行く所もね。」
「うわ~、なんか恥ずかしいな…。」
「これは誰でも良い訳じゃないのよ、美里ちゃんが一番適任なの。」
「父さん…、私がやったら、ここの過疎化を止める事に役立つのかな?」
「ああ、私からも頼むよ、私の娘をもっと多くの人に自慢したいしね。」
「どう、挑戦してみない。」
「田川さん、どきどきするけど…、やってみたいです、ここの素敵な人達も紹介できますよね。」
「ええ、もちろん。」

娘は田川さんの話をきちんと受け止めて真面目に考えてくれました。
テレビに出るというのは親として心配も増えますが、良い経験になると思います。
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