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転居-05 [飯山美里-01]

はぁ~、今日は何か疲れたな、日記書いて寝ようか…。
えっと…。

今日は今度引っ越す家を見に行った。
とても田舎で、とても不安だ。
でも、もう決まったこと。
お昼からはあちこち回ったけど、何か疲れて車にいたから良く分からない。
お母さんは体を動かしてないからだと言っていた。
たしかに学校へ行かなくなってから、あまり運動してなかった。
でも、そんなことより、転校したら、転校したら、転校したら、私、どうなるんだろう。
ぜんぜん分かんない。
でも、前の学校とは本当にさよならできる、それだけはすっきりできそうだ。

ほんとにどうなるんだろうな。

「詩織、転校って不安じゃない?」
「分かんない。」
「分かんないって自分の生活が変わるのよ。」
「今の学校は別に好きじゃないし、今度の学校の事は何も分からないもの。」
「そっか、それは私も同じだな。」
「でもね、森がさ、あんなに広い森が私達のお庭になるのよ、小川も流れているし、このマンションとは比べ物にならないわ、あの森に妖精がいたらな、そしたらお友達になってさ。」
「そうね、一緒に遊べると良いね。」

詩織はまだメルヘンの世界にいられるから良いのよね、私は結構早く現実に気付いてしまったからな。
あ~あ、明日から引っ越し準備か、ちょっとじゃなく面倒ね。
学校行ってないから手伝うしかないし、もちろん今更あんな学校行きたくもないけど。
あっ、父さんは転校を機会に色々作戦を立ててみたらとか言ってたな。
三人のちっちゃな弟達は何とかなりそうだけど。
自分が苦手に思う様な子がいたらどうするか考えておくのか…。
でも色んな子がいるからな、簡単には…、ふわ~、眠くなってきた。

「詩織、電気消しても良い?」

あ、もう寝たんだ、そりゃあ疲れたろうな。
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