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社長-05 [安藤優-05]

記者会見の模様が放映された事も有り、おめでとうのメールが沢山届いた。

「社長、メールの一覧が出来ましたがご覧になられますか。」
「はい、有難う御座います…、本数は多いですが内容は薄いですね、確認しましたので上位三件以外は定型文での返信お願いします、三件は文を書きますますので後ほど。」
「はい、あと携帯電話の件ですが。」
「うん、やっぱり持ちたくないから秘書室で管理して頂く形でお願いします、人に番号を教える時は秘書室の携帯だと伝えますので。」
「分かりました、でも今時、携帯なしで大丈夫ですか?」
「付き合いが広いからね、携帯持ったら仕事も遊びも出来なくなるかもしれないんだ、彼女というのもまだピンとこないしね、友達なら多いけど、ほらメールの一覧見たでしょ、女子中学生が五十人くらい女子高生が三十人ぐらい女子大生が七十人ぐらいかな。」
「そうなんですか、メールのほぼ半数が…、でもさすがに女子大生は彼女候補にはなりませんよね。」
「う~ん、そう思うんだけど、向こうはね…。」
「確かに携帯持ったら大変な事になりそうですね、でも今後気になる子が見つかったら教えて下さい、優先順位を上げますから。」
「お願いします、それから、川北さん、もっと軽い感じで話して下さい、もちろん社外では今の話し方がベストですが、社内にいて来客のいない時はお互いリラックスしませんか。」
「そうですね、私はまだ日が浅いので緊張の連続なのですが。」
「多少の失敗は気にしませんし、特務室から移って来たメンバーがフォローしてくれますから安心して下さい、話し方を社外と社内で使い分ける事が不安なら今のままでも構いませんが。」
「いえ、大丈夫です、ドイツ語と英語を使い分ける様な感覚でいますから。」
「では自分の事は優で、呼びづらかったら英語でもドイツ語でも構いませんよ。」
「あっ、そうでした、これから基本ドイツ語でもよろしいですか、それなら敬語とかあまり気にしなくて済みますし。」
「うん、大丈夫だよ。」

それから、この秘書とはドイツ語でやりとりする事になり、普段の会話がほとんどの日本人に分からない秘密の話となった。
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