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社長-02 [安藤優-05]

十三歳の少年が社長になる、しかも実力でとなればマスコミが注目する所となる、新会社設立のタイミングで記者会見が開かれる事となった。
壇上、中央の優を挟む形で左右に二名ずつの役員が座る。
紹介や挨拶の後。

「安藤社長、会社設立おめでとうございます、幾つか質問させて頂きますが、まずは社名を株式会社つぼみとされた理由とか有りましたらお願いします。」
「はい、つぼみ、というのは株式会社桜根グループ内に於ける我が社の位置づけから取りました。
新会社の業務の一つはグループ内の商品開発関係に係わる部署と協力して新製品の開発や新規事業の立ち上げです、私どもは主に準備段階を受け持ち、それを花開かせるのはグループ内の各企業と考えています。
良い花を咲かせるには良いつぼみを作る事と考えて付けさせて頂きました。」
「グループ内の多くの企業から期待の声が寄せられているとお聞きしましたが如何ですか。」
「嬉しい事です、新会社の役割として、グループ内企業同士の技術交換促進という事が有ります、グループも世界各地に広がっていますから情報交換がスムーズに行われていない所も有ります、そこの改善に今までは社長特務室という形で係わってきましたが、これからはそれをさらに強化出来ると思っています。」
「今まで聞いた事がない、少年社長になられる訳ですが、その辺りのお気持ちをお聞かせ願えますか。」
「社長と言っても優秀な社員の方々に手伝って頂いての事ですから安心して仕事が出来ます。
株式会社桜根は創立十数年の会社ですが、その傘下には形を変えはしたものの五十年、六十年と続いている企業も数多く有ります、それらが整理され、新規で立ち上げられた企業と共に新しい価値を見出しています、伝統と改革の融合の場に子ども扱いされる事なく参加させて頂ける事にとても感謝しています、若輩者ですが今後ともよろしくお願いします。」
「有難う御座いました、では次に中田副社長にお伺いしたいと思います。」
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