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室長-16 [安藤優-04]

相手国の利益を守る事は優の父である株式会社桜根社長、安藤隆二が全社員に強く働きかけてきた事だ。
そしてこの姿勢が海外事業を拡大する要因ともなりヨーロッパでも評価され始めていた。
そして。

「室長、今回は佐々木総理の友人というお立場でも行動されますが、私達はどう動けばよろしいですか?」
「特別な事は必要有りませんが…、そうですね宇野さんは自分の代わりにお酒でも召し上がって頂けませんか。」
「それは室長の頼みと有ってはお断りする訳には行きませんね。」
「商談だけでなく国際交流が目的の一つとなる訳ですが、良い印象を持って頂ければ日本にとってもプラスになります、まあ僅かながらですけどね。」
「はは、僅かばかりにするお気持ちは有りませんよね。」
「いえ、さすがに今回だけで大きな貢献とは行きませんよ、でも長い目で見て、そうですね父がアジア中心に大きな信頼を得た様にと考えています、ただ国によって色々違いますからね、今回はまずその違いを体験できればと考えています、まずは相手を知るという事です。」
「となるとスケジュールはあれで良かったですか?」
「ええ、矢崎さんがバランスの良い日程を組んで下さいました、彼女は本当にこういった事が得意ですね。」
「そう言われてみれば、確かにそうですね、仕事と観光が…、でも室長、フランスでの講演は大丈夫ですか。」
「日本では社員向けでしたが、今回は社員ではなく会社の社長とかが相手で、さすがに考えただけで緊張しますね、でも父の講演を何度も見て来ましたから、まずは真似ようかと思っています。
原稿も練ってフランスの知り合いにも見て貰いましたから…、ただ社長の息子で会社の一部門の長に過ぎないという立場を聴衆の方々がどう受け止めるかはやってみないと分かりませんね。」
「ヨーロッパ統括支社に動いて貰ってはいますが、そもそも統括支社の段階ですからね、フランス支社、パリ支社を置けるレベルにならないと面白く有りません。」
「これからそこを目指す訳ですから宇野さんお願いしますね。」
「はい、まずは技術協力を模索してみます。」
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