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小学生の頃-02 [安藤優-02]

入学して間もない頃はよく女の子達に取り囲まれた。
テレビにも出ていたし、可愛かったからだ。
学校内では大学生のボランティアが付き添う、ボランティアと言っても、自分達の研究も兼ねている、そんな学生達がいつも見守っていて、こんな事が優の負担にならない様、気を配っていた。
しばらくしてその学生が気付いたのは取り囲む女の子達の変化だ。
人数は徐々に減って行ったが、残っているのは成績の良い子が中心となっている。
どうやら優の質問に有る程度応えられる子が残ったようだ。
それは中学でも同じ、さらに優が行くと英語で話すようになり中学生にとってもプラスになった様だ。
彼は基本的に小学校で過ごすが、中学、高校、大学へ行く事も有る。
どこへ行くかはボランティア大学生と教師が相談して決めていたが、徐々に優の意見を取り入れる様になっていった。
「ねえ、進さん、大学って色々な研究してるんだね。」
「そうだね、優くんはどんな事を知りたい?」
「う~ん…、色々…。」
「一度大学を全部見て回ろうか?」
「う~ん、でも機械とか研究してる所はないんだよね、お父さんが連れて行ってくれた大学は色々な機械が有って楽しかったけどな。」
「そうか、優くんは機械が好きなんだ。」
「動いてるの見てるの楽しいよ。」
「じゃあ、一度相談してみるね。」
「ほんと?! 進さん有難う。」
大人たちが色々な人脈を駆使し、優の工業大学見学の機会を作った。
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