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五年後-08 [チーム桜-12]

夕食まではまだ時間が有る。

「横山社長、ここはずいぶん変わりましたね。」
「佐々木代表、ほんとに皆さんのおかげです、スタートした頃は自分の力で何とかしようと考えていましたが、チーム桜や桜根関係の方々の助けなくしては、ここまで、このスピードでは出来なかったと思います、美里ちゃんがいなかったら越してきた子達の不安はもっと大きかったでしょうし、それが親の負担にもなったと思ます。
代表や安藤社長にも色々助けられて…、じゃがいも社長ジャガイモを作るシリーズも遠藤副社長が提案し番組作成の指示を出して下さって、あの番組ですごく大きな力を頂いたと思っています。」
「あれは、安藤達が結婚後間もない頃でしたね。」
「お二人でジャガイモ栽培を体験って、田舎体験を提唱して下さるだけでなく社長が実際に農作業をする姿に反響が大きかったですね、そこへ佐々木代表との対談を組んで下さって…、田舎を都市に暮らす人が守り支えるという提案は、ここの基礎になっているだけでなく、各地に広がり見せつつあります。」
「実際農村を守るという事を考えた時、結論として農村の自力ではもう難しいだろうという結論に達してましたからね。」
「番組収録の度に大勢の人が来て下さって、グッズも沢山売れましたし、我々の活動に興味を持って協力を申し出て下さる方も多くて、ずいぶん楽になりました、テレビの効果は大きいですね。」
「間伐も進んでいるそうで。」
「はい、大変さを理解した上で手伝って下さる方が増えまして、綺麗になった所では遊歩道整備を進めて下さっているチームも有ります。
こちらは、桜根関連会社の社員有志の方々が中心となって、森林浴スポットにしようと頑張ってくれてます。
ここは名古屋から日帰りも出来るのですが、一泊される方も多いので、我が社も潤っています、早目に小さいながらも旅館を建てたのは正解でした。」
「社員の皆さんは色々こなしてみえるそうですね。」
「はい、土日は農業体験や旅館の仕事が中心、他の曜日は田畑の作業、冬季は森の整備、合宿所とホールが完成しましたからその維持管理と仕事が増えた分社員も増やしています。
年齢的に農作業がきつくなったという方の手伝いは将来、その田畑をお借りしたり譲って頂いたりという事も視野に入れて取り組んでいます。
若者達がお年寄りと仕事する事で、地元の方々に喜んで頂いていますよ。
今年は家庭菜園ならぬ会社菜園の取り組みも有りました。
一つの会社から有志の方が交代で畑仕事にみえて、夏には自分達で作った作物をキャンプで食べたり、この前は収穫祭と称してイモ掘りとかしていかれました。
安藤社長も佐紀さんや優くん達と参加して下さいましたから、皆さん大喜びでしたよ。」
「彼も家庭サービスはまめだからね。」
「でも、そんな時間でも頭の中では会社の事を考えてる事も多いって、紹介番組で取り上げてましたから、確かに社長の仕事って、特に桜根のような会社の社長だと考え事イコール仕事なんでしょうね、私の場合だと雑用一般という部分が大きいのですが。」
「そろそろ雑用を下の連中に任せるとかは如何です?」
「そのつもりは有って引き継いではいるのですが、新規の企画が多くて、追いつかないんです。」
「発展の途中という事ですね。」
「はい、社有地も増えていますし、まあ売れなくて困っている人から、お金を出すから貰ってくれって物件が結構有りまして、活用出来ない土地に、固定資産税を払い続けるくらいならという感じです。
うちは、そこで最低でも固定資産税と管理者の給料以上の価値を生み出すべく努力をしてる訳です。」
「それで新規の企画が多いということですか、今度どんな感じか教えて頂けませんか、自分でも企画を考えてみたいです。」
「佐々木代表はこれから忙しくなるんじゃないですか?」
「まあ、忙しいというか移動時間は増えます、ただ代表が忙しい様では弱い組織になってしまいますからね、私がいなくても基本的な所は回って行く体制にして有ります、私の役目はそこにプラスアルファの価値を加えるといった所でしょうか。」
「成程、そうでしょうね、トップに余裕がないと全体が弱くなるという事ですか。」
「党としても、横山さん達が過疎地の問題をここで色々検討して下さって、改善策を実践している事の意味は大きいと思っています。
どれだけ綺麗ごとを並べても、これだけ予算を上げるから頑張ってと言われても、根源的な所の解決を目指さないと無理な訳ですから、これからもよろしくお願いします。」
「はい、この地で佐々木代表を支え応援していきますよ。」
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