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中学校-03 [チーム桜-09]

翌日、二年三組の昼休み。

「清瀬さん、すご~いお弁当ですね。」
「ああ。」
「誰が作ったんです?」
「俺。」
「豪快だなぁ~。」
「はは、清瀬さんの手で細かい事出来るとは思えないわ。」
「柔道お強いんですよね。」
「負けた。」
「ふふ、彼はちょっと怪我をしてしまったの。」
「そっか、でも強いんですよね。」
「ああ、負けない。」
「ボキャブラリーは少ないのね。」
「話下手なだけなのよ、彼は優秀なんだから。」
「あっ、赤くなった。」
「始めは怖そうな人かと思ったけど、なんか可愛い。」
「困った顔して、私に助けを求めてちゃだめよ。」
「あ~、永井さんはドSなの?」
「そんな訳ないじゃん、今日はたまたま組む事になったからサポートしてるだけだし。」
「調査の方達男女ペアが多い気がするけど。」
「ええ、意図的にね、清瀬くん一人じゃ危険でしょ?」
「はは、確かに近付けない~、あっ御免なさい…、えっと…、清瀬さんは、うちの男子とじゃぁ比べ物にならないくらい素敵だと思います。」
「ちょっと遥香、聞かれたらまずいわよ。」
「その時は清瀬さんが守ってくれるわ、ねっ清瀬さん今日だけでなく明日からも三組に来てね。」
「ああ。」
「何か不穏な感じね…、誰にも聞かれない所で教えてくれないかな。」
「はい。」

その日の永井の報告。
『二年三組の中心人物は安永亮、親は暴力団関係者との噂有り、男子生徒は彼の言いなりの模様、女子には清瀬くんに期待する動き有り。
清瀬くんは、格闘技系で継続調査をしながら、根本的解決を模索したいとの事。』

「花井さん、この報告は微妙じゃない? 私達では犯罪組織と真正面からは向き合えないわ。」
「根本的解決か…、私達の手に負える事じゃないわね、二年生のクラスにこんな問題が有ったとは思ってもいなかったわ、すぐに佐々木代表に連絡を入れなきゃね、清瀬くんもあせらないでくれると良いんだけど。」
「永井さんと清瀬くんには私から、急がず慎重にと連絡しておきます。」
「お願いします、私もすぐ本部に連絡を入れるわ。」
「はい。」
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