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新年度-10 [チーム桜-07]

チーム桜オフィス。

「佐々木代表、チーム桜の学生向け説明会ですけど県内の会場はどこも満席になりました。」
「矢沢さん、満席になるまでのペースはどうでしたか?」
「交通の便の良い所、大学が集中しているエリアの会場は即日でしたが、最後に埋まった所は受付から六日後です。」
「まあ良い感じですね、説明会風景はネットで閲覧できる様にしてくれるのですね。」
「はい、六会場とも、内容は重複する部分も有りますとのアナウンス付きで告知して有ります、チーム桜動画サイトの無料の方です。」
「大勢閲覧して下さると良いですね、株式会社桜運営としても。」
「はい広告収入にも繋がりますから。」
「オリジナルグッズの売上でしばらくは大丈夫でしょうが、色々な収入源を確保出来るに越した事は有りません、まあ、安藤も色々考えてくれてますから安心して下さいね。
桜運営をあえて株式会社にして桜根傘下に入れたのは矢沢さん達の給料を保障したいからです、しっかりチーム桜を支えて下さい。」
「はい、でも業務内容を考えると、株式会社というのも変な気分です、収入はしっかり有りますが…。」
「財団法人とか色々検討はしましたが、先々どうなるか不透明な部分も有ります、将来的には違った形になるかも知れませんが、とりあえずは社長としてお願いしますね。」
「はい、当座の社員はチーム桜事務局メンバーで…、佐々木代表、幾つか地方本部の事務所を名古屋に置くって大丈夫ですか?」
「まあ、実験的な事で先方も了承の上です、チーム桜は桜根以外、営利目的では有りませんから極力コストを低く押さえたいという事で御理解を頂いています、福岡や金沢みたいに資産家の協力を得られる事は簡単では有りませんから。」
「そうですね、でも現場が遠いと担当者が不安になりませんか?」
「かもしれません、でもまずは動き始めて様子を見てみませんか、無理なのか工夫すれば何とかなるのかを見極めるくらいの時間は有ります、いざとなったら桜根の支社に動いて貰います。」
「あっそうでしたね、自分もしばらく様子を見てから検討したいと思います。」

「佐々木代表、今回の研究サイト参加登録申請で三件の虚偽データが発見されました、二件は単純なミスだと思いますので本人確認で済ませますが、一件は申請者の申し出た大学に本人が登録されてないというものでした。」
「自分の在籍する大学を間違えるものなのか?」
「怪しいですよね。」
「住所とかは?」
「現住所に住んでいるかどうかは確認出来ませんでした、ただ住民票を移動してないケースも有りますから何とも言えません。」
「他の項目に問題は?」
「まだ確認してません。」
「確認して下さい、問い合わせ先にはこちらの素性を全て明かした上で、問い合わせの理由も明示して、まずは高校からだね。」
「はい、でも問題が無かった人の中にも他人に成り済ましている人がいたら嫌ですね。」
「登録後、各大学にもデータを送っているから、そこで不正が見つかる可能性も有るけど、すべての大学がうちに協力的と言う訳でもないし。
まあ、いきなり専門家が集まるエリアまでのアクセス権を与える訳じゃないからね。
でも不正を考える様な連中は排除して行かないと参加者に迷惑を掛ける事になりかねない、しっかりチェックを頼むよ。」
「ですよね、取り合えず調査してみます。」
「結果によっては別で動くから報告頼むよ。」
「はい。」

「佐々木くん新体制はどう?」
「おっ、佐紀か、まあ少しづつ形になって来てるよ、桜運営正社員や学生ボランティア入り混じってという形だけど、四年生から副代表も何人か選出して貰ってる。」
「近い内に、株式会社桜運営の存在を広く理解して頂く事を考えているけど。」
「頼むな、ボランティア組織を運営して行く時に正規雇用の社員が必要だという事が充分理解されていない気もしてるから。」
「そうよね、募金でお金を集める事には目が行っても、その先まではなかなか目が行かないから、そこもポイントとして押さえて行くわね。」
「ああ、頼むよ。」
「正社員は増やさなくて大丈夫なの?」
「今の所はボランティアスタッフの力で回ってるけど、将来的な事を考えたら増やしていかないとね。」
「チーム桜関連グッズ以外からも桜運営に資金が流れるシステムを構築して行きたいって考えているけど、佐々木くん的にはどう?」
「そうだな、それは助かる、良い案が有ったらどんどん公表して皆さんの意見を求めたいね。」
「やはり寄付金集めを前面には出したくないの?」
「寄付に依存するスタイルは弱いからね、寄付して下さるならオリジナルグッズを買って下さいって姿勢は崩したくないと思っているよ。」
「基金ってどうかしら?」
「半端な金額では基金として成立しないと思うんだ、考えてはみたけど今の段階では微妙だね。」
「奨学金関係で試してみるのはどうかしら、小規模で始めるから…、うちの奨学制度に賛同して下さる方から寄付を募って、始めの内は基金に充てるお金と、そのまま直接奨学金に充てるお金としたらどうかしら。」
「そうだね、元々安藤が寄付すると言って始まった企画だからな、その方向で検討してみるよ、あっ、そうそう安藤は軽い気持ちで寄付するって言ってたけど、社長には社長なりの出費が多いんじゃないのか?」
「ふふ、大丈夫よ、私達何気に副収入も有るから、税金を気にしなきゃいけないレベルでね。」
「それなら良いけど。」
「佐々木くんは代表に関しては無給なんでしょ、そのままだと次の代表が大変なんじゃない?」
「そうなんだ、ただね、それぐらいの余裕の有る人物でないと次を任せられないとも思っていてね。」
「これからの展開も有るから難しい所ね。」
「ああ。」
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