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山間の町-08 [チーム桜-03]

「まだ模索中では有りますが…、農業体験は来春以降と考え、まずは木工細工を始めたいと思います。
材料を貰う約束はもう済ませていますので、自分で色々作ってみて商品価値とか探ってみます。
木工細工だけでどれぐらいの利益が出せるか、やってみないと分からない部分も有りますので。
それから間伐材を切り倒してみます。
指定された木を自分で倒したら、ただで下さるそうです。
道具も貸して頂いて手取り足取り教えて頂く約束を今日しました。
すぐ売れる訳では有りませんが、将来的には社の財産になると思っています。
また間伐体験実習への備えでも有ります。」
「間伐体験は出来そうですか?」
「今日相談した結果、まず自分が体験してということに、間伐は基本秋から冬に行うそうです。」
「それでしたら、横山さんが体験される時に合わせて少人数の間伐実習を開きませんか。」
「そうですね少人数なら、一人よりも良いかもしれません。」
「間伐材でも、灰汁抜きして寝かせた方が良いのですね。」
「はい。」
「桜根傘下に入ってから大きく業績を伸ばしている会社で土地に余裕の有るとこが有ります。
そこと交渉して、切り倒してすぐの間伐材を一本五百円から千円で、輸送費向こう持ちで売りましょうか。」
「買ってくれますかね、普通に使える状態にするまで結構時間と手間が掛かるのですけど。」
「それで森が守れるのなら。
そこの社長も恩返しがしたいと言って下さっていましたから、何時になるか分からないけど間伐材の問題に協力して頂けませんかと打診しては有ります。
もちろん、全く利益の出ない様にするつもりはないですけど。」
「策有りですか、若い木は耐久性も弱くて高値では売れないみたいです。」
「利用方法はチーム桜全体へも問いかけましょう、すでに幾つかの案も有りますが。」
「それならチエーンソーも自前で買えますし、先生役をお願いしてる方へのお礼も充分出来ます。」

「農業の方はどうですか?」
「このエリアの特産品と色々な野菜を考えています。
特産品は栽培が比較的楽みたいなので販売の柱に、他の野菜は自分達が食べる事も前提において考えています。
農家のメリットってやはり自分で作った安心できる物を食べられる事だと思うのです。」
「そうですね、その辺りはアピールして行きたいですよね、夏場は農業、冬場は林業と木工品、通年で田舎体験支援、合宿所が完成したらその管理業務、これで充分なのか足りてないのかは微妙な所ですが。」
「隆二、足りなかったらイベントでカバー出来ると思うわ。」
「そうだね、でもイベント抜きでも活性化出来ないと他地区への広がりは難しいと思うな。」
「そっか、モデル事業だもんね…。
あっ横山さん、花さかの原稿料ですが、奥さんの分は奥さんへ支払いますけど、横山さん自身の分はどうされますか、新会社でも個人でも構いませんが。」
「佐紀さん、妻の分も全部会社でお願いします。」
「いえ、奥さんは社員では有りませんので。」
「う~ん、もう充分頂いてますから…。」
「はは、受け取ったお金を使って下されば良いんですよ、ここで。」
「あっ、貯め込んだらお金が動かないか。」
「もちろん将来への備えは必要ですが、地産地消の精神を忘れなければ生きたお金になりますからね。」
「分かりました相談してみます。」

「あっ、あれってヤギ?」
「かな? 草を食べてる?」
「この辺り結構雑草が目についたけど…。」
「そこまで役所の予算が回ってないんですよ。」
「草食動物を利用しての除草は聞いた事が有るけどどうかしら?」
「あっ、そうですね面白いかもしれません、調べてみます。」
「子ども達も喜ぶ様な動物を飼って…、問題は冬場の餌と糞の処理かな?」
「小さく始めて問題点を探ってみます、農業の可能性としてアイガモ農法とか興味が有りましたから。」
「テントウムシを使ってアブラムシの駆除というのも有りましたね、農学部系の連中に色々ぶつけてみますか、実利が有って観光にもプラスになるなんて難しいかもしれませんけど…。」
「そのレベルは安藤社長にお願いするしか有りませんが。」
「ちょっと動いてみます。」
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