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架空サークル-69 [動植物園再生-07]

質疑応答。

「これだけの金額を負担されるということは簡単ではないと思うのですが、社内的には如何だったのですか?」
某大企業専務への質問だ。
「この施設はわが社にとっても、彼ら若者にとってもシンボルになると考えています。
ところで、あなたは佐々木代表の本をお読みになりましたか?」
「えっ? ま、まだですが…。」
「え~っと、そうか地元関係じゃないんだね、おたくは…。
そうだな、わが社ではこの施設以外でも、佐々木代表関連でかなりの額を用意してるけど、君には話せないな。」
「えっ、詳しく教えて下さらないんですか?」
「佐々木光一著、俺たちの挑戦、を読んでない人には説明しにくいんだ。」
「は、はい…。」
佐々木の本をさりげなくアピールする専務。

「学生が設計ということに関して問題は無いのですか?」
設計会社社長が答える。
「もちろん問題だらけです、とにかく色々な案が出てきてますからね、しかも住むのが人間じゃないでしょ。
さらに、一つの建物の中で色々な動物の飼育と思っていたら屋上で野菜作り、なんて発想も出てきて…、ま、私達は学生がまとめた案の検証をしつつ、設計上の強度やその他の問題がないかとのチェックが中心ですから…、学生さん達にがんばってもらいましょう、ただ動物の住まいなんてうちの連中だって設計したことないですからね、うちも色々盛り上がってますよ。」

「施工は学生抜きになるのですか?」
建設会社の社長が応じる。
「安全面とかの問題も有って簡単に学生を受け入れることは出来ません。
ただ実習、研修という形で記録を残して頂く予定です。
近い内に敷地の整地が始まりますが、ここから学生さん達に見て頂く予定です。
今まで、就職するまで現場に足を踏み入れたことの無い新入社員ばかりでしたから、学生の内に色々経験しておいて貰えるだけでも意義が有ると思っています。」

「佐々木代表の思いをお聞かせ願えますか?」
「そうですね…、皆すごくがんばっています。
動植物園をもっと魅力有るものにって思いは皆強いのに、今まではどうしてもパフォーマンス系が目立っていました。
この大きなプロジェクトは、これまで光の当たって無かったメンバーにも目を向けて頂ける機会となります。
関係企業の方々には、とても感謝しています。
完成まではずいぶん時間が掛かりますが、その途中経過にも興味を持って頂けたら幸いです。
もちろん、このプロジェクトだけでなく色々動いていますので、今時の学生の本気を見守って頂きたいです。」

「佐々木代表にとって、このプロジェクトも一つの通過点に過ぎないと思いますが、今後の具体的な展開もお聞かせ願えないでしょうか?」
「一つ一つのプロジェクトは通過点と言えるほど軽い物では有りません、ここまで動いてくれたすべてのメンバーの思いが、この大きなプロジェクトに結びついた訳ですし、通過点ではなく土台が少しづつ出来て来たという感じです。
皆さんの目にはささやかに感じるかもしれないプロジェクトでも我々にとっては大切な活動です。
メンバー同士そのことが分かってるからこそ、学部を越え大学を越えての協力が成り立っています。
これからも色々な形で、皆さんのご協力をお願いをする事も有ると思いますからよろしくお願いします。
今後の具体的な動きに関しましては順次公表させて頂きます。
ただ、大きな動きとして我々は動植物園に留まらない、こだわらない、また現時点では大学生のサークルですが、高校生にも社会人にも広げていきたい。
名古屋の公園をスタートにした我々の取り組みですが愛知県のみならず岐阜三重へ、さらにと考えています。
これは、サークル設立当初からの我々の夢で有り目標です。
この活動の根幹は、動植物園の再生をきっかけとしての地域の活性化ですが、自分の住む所さえ良ければそれで良いのか? という問いかけもさせていただいています。
現時点では夢物語ですが、学生ごときの戯言と一蹴されてもおかしくなかった新獣舎建設が動き始めたということは、私たちにとって大きな励みです。
どこまで行けるか分からないまでも、決してただの夢物語で終わらない、終わらせたくない、そんな思いで我々は動いています。
今後ともご理解とご支援よろしくお願いします。」


花ワールド-hirata
ぷちぎふと工房 コンサルジュ
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