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架空サークル-65 [動植物園再生-07]

有る日の事、サークルの主要メンバーは企業側窓口担当上野と話し合っていた。

「新獣舎設計プロジェクトから、これだけの案が出て来るとはね、想定外だったよ、佐々木君。」
「このレベルなら経済波及効果も期待出来ませんか?」
「う~ん、そう来たか…。」
「まずは…、夢的プロジェクトとしてアピールをしてみても良いかと、協賛して下る企業の目処が立ったらゴーということでどうです?」
「いや、企画は良いと思うけど予算的に、各企業からの支援は難しいと思うよ。」
「はぁ~、すいません、やはりこの件は今後自分たちで進めます。」
「えっ?」
「この企画に乗りたいって企業少なくないんですよ。」
「聞いてないけど…。」
「自分達のスピード感、これ以上遅らせたくないんで、申し訳ないですが各企業の方々ともっと綿密な関係を模索中です。」
「どういうこと?」
「あまりにも進まないのでダイレクトに数社の担当者の方と交渉させて頂いた所、心強い返事を頂いた訳です。
話しはおたくの社長にも通して有りますから安心して下さい。」
「えっ? 安心してと言われても…。」
「あなたは私たちの活動規模を見誤っていると感じてます。
一人だけで企業側窓口と言われましても…、無理が有ると考えて頂けませんでしょうか。」
「う~ん…、そう言われると…、だけど、所詮学生のサークルじゃないか、君たちは。」
「はは、やはりその程度の理解でしたか…、残念です。
学生の組織は大きくなっています、ところが支援して頂く筈の企業側の組織が全く見えてこないのは何故ですか、我々が疑問に感じていた所です。
利害関係が有ったり、分野の違う企業とも調整しなくてはいけない、難しい事情は理解していますが、自分達学生でも出来るレベルでしか動いて頂けないとなると…。」
「何、学生の分際で何様きどりだ!」
「あなたの方こそ佐々木代表に無駄な時間を使わせて、反省して頂きたいのですが。」
「えっ? 待てよ! 俺だってだな…。」
「佐々木代表の企画書、きちんと把握出来てますか?」
「読んだよ、ちゃんと。」
「組織に関する所、理解出来てないですよね。」
「あんな分厚いの全部理解出来るか?」
「まあ、皆これぐらいにしとこうよ。」
「佐々木さん…、何か悔しいんですけど…。」
「まあ、一つの経験としてさ。」
「俺は何度も読み返した、だから…、だからここにいる。
佐々木、企業サイドのまとめ役俺にやらせてくれないか、今後の展開を考えたらこの人を絶対外さなきゃだめだと思う。」
「そうよね、このままじゃ次のステップへ進めないわ、私も協力する。」
「俺達の活動の根幹の一つ、組織作りを理解出来てない人とは組めないよな。」


花ワールド-hirata
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