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架空サークル-40 [動植物園再生-04]

某テレビ局のオフィスには柏木ディレクターの姿があった。

「柏木さんお疲れ様です。」
「おう。」
「どうでした? 例の、今日だったんでしょ。」
「行けるよ、良い絵になりそうな子が結構いてな、はは、下手なアイドルよりクオリティー高いぞ。」
「中身の方はどうなんです?」
「めちゃ優秀な学生が仕切ってるんだぜ。」
「視聴者受けしますかね?」
「初めは苦戦するだろうな、でも視聴率が取れなかったらそこを掘り下げて研究して修正していくだろうし、トークも、頭の回転が早い連中が多いから、すぐレベルアップすると思うよ。
その成長の過程を上手く追って行けば、色々な意味で面白いことになるんじゃないかな。」
「期待できそうなんですね。」
「ああ、スポンサーも長い目で見て応援していくと言って下さっているし、CMを学生主体で作って貰うって話も出て来てるからね。」
「それだけでも話題になりますね。」
「そういうことさ、う~ん、どっかの事務所を紹介した方が良いのかな…。」
「芸能事務所ですか?」
「ああ、それも…、学生達に立ち上げさせようかな。」
「ボランティアサークルなんですよね?」
「まあな、でも学生たちにとっては色々な実習の場という側面もあるんだ…、やっぱ、広い視野で面倒を見れる人物が必要だな…、彼らには色んな場面で活躍して欲しいからね。」
「そうすると、芸能事務所では厳しいですね。」
「だな、今度の民放会議の議題に上げてみるかな。」
「あっ、例の異例な奴ですね。」
「本来なら、ここまで協力することはないけど政財界含め、オール名古屋、オール愛知って感じになって来ているからな、地元局が協力して一つの番組を作成という案も有るくらいだ。」
「え~、そんなレベルなんですか、たかが学生のサークルでしょ。」
「たかが、だったらここまで動かないさ。
佐々木代表は動植物園再生をきっかけにして、この地の活性化を考えている、彼の企画書はほとんど論文と言って良いレベルで、それに心を動かされた多くの大人達が彼の応援をしたくて、うずうずしてるってとこだね。」
「それって自分も読めるんですか?」
「ああ、原本の写しを貸すよ、内容が難しいと感じたら、今、一般の人にも読み易い形に直す作業をしていて、本も出されるから、そっちを読むのも良いかな。」
「学生が書いた本なんて売れるのですか?」
「もちろんだ、企業によっては社内研修用に予約を入れてる所もあるぐらいだから最低でも元は取れる、今後の展開次第では…、まあ俺も協力するつもりだからな。」
「う~ん、まずは貸して下さい、読んでおかないとって気になってきましたよ。」


花ワールド-hirata
ぷちぎふと工房 コンサルジュ
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